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高尾山口駅から登山口まで徒歩5分!高尾山のお向かいの山「草戸山」へ~実践編~


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京王線の高尾山口駅から徒歩で5分もかからない距離に、高尾山とは別の山の登山口があるのをご存じでしょうか?

高尾山口駅なんていうと、ついつい高尾山オンリーのような気になってしまいますが、実はすぐお向かいにも別の山があります(☆∀☆)

前回は、草戸山がどんな方にオススメの山なのか、高尾山との比較をもとにしながらご紹介させて頂きましたが、今回は実際にコース詳細や道の様子についてご紹介していきたいと思います(^^)/

\草戸山と高尾山の比較記事はコチラから▼/

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高尾山口駅から登山道まで徒歩5分!草戸山のコース紹介

まずは、大まかなコースの流れからご紹介したいと思います(^^)

高尾山との比較の記事でもご紹介しましたは、草戸山へと続くコースは複数あり、山頂までの道のりは様々なハイキングコースが入り混じっています!

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草戸山山頂に設置してある看板より

今回は題名にもあるように、高尾山口駅から徒歩5分かからないくらいの距離にある登山口を起点とするコースについてご紹介します♪

大まかなコースの流れは下記の通りです▼

①高尾山口駅(スタート)→②登山口→③草戸峠→④草戸山山頂→⑤ふれあい休憩所→⑥三沢峠→⑦高尾グリーンセンター→⑧梅ノ木平バス停→⑨高尾山口駅(ゴール)


もちろん草戸山からのピストンでも問題ありませんが、ちょっと物足りないという方や往路と復路が同じ道だと飽きてしまうという方向けに、今回は三沢峠まで足を延ばして、そこから下山を開始し、甲州街道を歩いて高尾山口駅まで戻ってきたいと思います(^^)/

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三沢峠に設置されている案内板より

では、さっそく歩き出しましょう!

①高尾山口駅(スタート地点)

新宿から特急で約50分(正確には49分でした!)、京王高尾山口駅にやってきましたー(≧▽≦)!

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隈研吾(くまけんご)さんのデザインで、日本古来の大和張りや羽目板張りといった手法を使って駅全体が杉の板で覆われています(☆∀☆)

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自然あふれる高尾のイメージにピッタリの駅ですね(*´ω`*)

年間300万人もの登山客や参拝客が訪れる高尾山への玄関口ということもあり、駅前にお手洗いや準備のスペースが整っています!

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草戸山内はお手洗いや売店・茶店、自販機もないので、こちらでしっかりと準備を!用意が整ったら、さっそく草戸山へと向けて歩きだしましょう(^^)/

②登山口

高尾山口駅から徒歩5分もかからないくらいでアクセスできる草戸山の登山口!

電車から降りた多くの人が高尾山方面へと向かっていきますが、草戸山を目指す方は最初から皆さんとは違う方向へ進みます(*´▽`*)

まずは駅を背にして、正面にある大きな道路(甲州街道)まで出て、「高尾山口駅前」の信号を右折、「高尾山入口」の信号まで歩きます!

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(左)高尾山口駅前の信号(右)高尾山入口の信号

この信号のすぐ横に「割烹 橋本屋」「峯尾商店」というお店があるので、そのすぐ間の道へ入っていきます。

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緩やかな坂道を少し登っていくと、すぐに高尾山口駅や四辻・草戸峠・高尾駅、城山湖・峰の薬師方面をあらわす案内板が見えてきます。

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「四辻・草戸峠・高尾駅」と書かれた矢印の方を進んでいくわけですが、看板がさす先はこんな感じ▼

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一見、人様のお家の庭にでも続いていきそうな感じがしますが、これこそが草戸山へと続く登山口(☆∀☆)

道も細く、鬱蒼としていて少し不安になりますが、ちょっと歩けば道幅も広がり、より人が踏みならした道へと変わっていくので、安心して進んでいって下さいね(^^)/

③草戸峠

登山道へと入ったら、まずは草戸山のすぐ手前にある草戸峠を目指しましょう!

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登山口に入ってすぐの時は、道が細くて草木も生い茂っていて、少し不安だったかもしれませんが、歩いていくと、道幅も広がり、ちょっと鬱蒼とはしているものの、登山道らしい道へとなっていきます。

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細かなアップダウンを繰り返しながら、木の根が張り巡らされた道や平な道をどんどんあるいていきます。

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特に危険なところもなく、案内板もしっかりと出ているので、コース紹介のところでポイントとなる通過点としてあげている「草戸峠」「三沢峠」方面を確認しながら歩み進めていきましょう(^^)/

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眺望はほぼなく、鳥のさえずりや草木を楽しみながら、たまに出てくる木の根の道を注意しながら進んでいくと、ちょっと珍しい鉄塔の真下を通れる道が2回出てきます。

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それを過ぎると、ほどなくして再び高尾駅・四辻方面、草戸峠・三沢峠方面、城山湖・峰の薬師方面を知らせる案内板が。

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こちらでも草戸峠・三沢峠方面へと進みます。

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ここからしばらくは、拓殖大学が管理している有刺鉄線に沿った登山が続きます。

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有刺鉄線沿いの登山道が珍しく、立派な木の根とのコラボレーションが新鮮でした(*´▽`*)♪

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その後すぐに、ちょっと劣化が激しい木製の看板が出てきて、字が読みとりづらいですが、そのまま道なりに進んで問題ありません!

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ちょっと看板が見づらいですが直進で!

少し登っていくと、ほどなくして草戸峠に到着です(≧▽≦)

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木のベンチが設置されていて、正面には高尾山方面の展望もいいです!

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小休憩にピッタリの場所なので、ちょっとした足休めや水分補給などをしていって下さいね♪

④草戸山山頂

草戸峠を後にしたら、いよいよ今回のメインである草戸山山頂へと向かって歩き出しましょう!

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草戸峠から草戸山まではあっという間で、道のりもこれまでと大差なく、木の根がむき出しになっている道や踏み慣らされた道、たまにちょっと滑りやすい道が出てくるといった感じです。

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ちょっと滑りやすいところもありますが基本的に平らな歩きやすい道です!

山頂手前の道は木の隙間から空が見え、それらしい雰囲気があり、頂上が近いことが感じられて、足取りが軽くなります♪

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木の階段を登っていくと、町田市の最高峰・標高364mの草戸山山頂に到着です(^^)/

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山頂には山之神様が祀られている他、展望台もあり、神奈川方面が見渡せます!

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ベンチやテーブル・イスもあるので、休憩やお弁当スポットにもオススメです(*´ω`*)

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景色や頂上の雰囲気を満喫したら、次はふれあい休憩所に向けて歩き出しましょう♪

⑤ふれあい休憩所

草戸山頂上に設置されている案内板で、榎窪山・三沢峠方面を確認して、その方向へと進んでいきましょう!

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ちょっと気が引ける看板ですが、「ヘビ・ハチ注意」の看板が目印です(;^ω^)

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山頂をでると、すぐに整った木の階段を下っていきます。

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下り終えたかと思うと、そのすぐ先には今度は登りの階段!

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そちらを登り終えると、平らな道となり、ふれあい休憩所までは残り300m、徒歩13分を知らせる看板が。

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看板に従って進んでいくと、左手側には城山湖がちらほらと(^-^)

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はっきりと見えそうでなかなか見えない湖を見ながら進んでいくと、再び登りの階段が出てきます(☆∀☆)

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これが意外に長い!足に軽い疲労感を覚えてきたところで、再び平らな道。

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と思いきや、その先にちらりと階段が(♡∀♡)

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こちらの階段もそれなりの長さ!

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登山の醍醐味ですね~♡登り終えると、おかわり階段はなく、ふれあい休憩所に到着です(^_^)

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こちらのふれあい休憩所にも、東屋やテーブル・イスがあり、休憩&お弁当スポットにピッタリ♪

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さきほどまで、なかなかその全貌が見えなかった城山湖もしっかり見れます(*´▽`*)

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草戸山頂上が混んでいた時は、ふれあい休憩所まで足を延ばして、こちらで休憩するのもオススメですよ(^^)/

⑥三沢峠

ふれあい休憩所のお次は三沢峠を目指しましょう!

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ふれあい休憩所に設置されている案内板には、松見平休憩所(草戸山)方面と野鳥観察休憩所方面を知らせる看板しかありませんが、ここでは後者の野鳥観察休憩所方面へと歩き出します。

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野鳥観察休憩所方面への道を進んでいくと、すぐに分岐が出てくるので、こちらで再度方向を確認!

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草戸山は様々なハイキングコースが入り混じっているので、ここらへんは少し道が複雑です。

ですが、しっかりと1つ1つ、案内板を落ち着いて確認していけば大丈夫ですよ!

分岐を右に進むと、草戸山方面(もと来た道)と榎窪山・三沢峠方面を知らせる看板があるので、その看板を確認して、コースをとっていきます!

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案内板に従って歩み進めていくと、すぐに三沢峠に到着です(*´▽`*)

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特に眺望などはよくありませんが、イスやテーブルなどが配されていて、休憩スポットにはピッタリです♪

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ここからいよいよ高尾山口駅に向けて下山を開始していくので、衣服や靴紐を調整される方は準備を整えてから出発しましょう(^^)/

⑦高尾グリーンセンター

三沢峠を後にする際は、設置されている看板で梅ノ木平方面を確認して、進んでいきます。

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こちらは関東ふれあいの道にもなっていて、これまでよりも歩きやすい道のりを緩やかにずっと下っていきます。

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静かな道で、途中からは小川に沿って歩く道となり、川のせせらぎも楽しめます。

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道中には趣のある東屋が1つあり、それを越えるとすぐに高尾グリーンセンターが見えてきます。

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高尾グリーンセンターを過ぎると、道幅も大分広くなり、すぐ横を川が流れる樹々に囲まれた気持ちの良い道を進みます。

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そのうち左手側にガードレールが見え始め、登山道から車両通行OKの車道へと道が変わります。

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ここで登山道は終わり、ここからは一般道を通って、ゴール地点の高尾山口駅を目指します(^^)/

⑧梅ノ木平バス停

高尾グリーンセンターを過ぎ、一般道へと出たら、まずは梅ノ木平バス停を目指しましょう!

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道に沿って歩いていくと、ひときわ趣のある道が見えてきます。

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こちらは懐石料理で有名なうかい竹亭!外からでもとっても綺麗な庭園や情緒ある建物が見え、歩いているだけでワクワクするような通りでした(☆∀☆)

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敷地の外から見える庭園の様子

その道を通りすぎると、車が行き来する大きな道路(甲州街道)が住宅街の隙間から見えてきます。

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まずはその道路沿いに出て、そこから少し右へと進んでいくと、梅の木橋の看板関東ふれあいの道の道標高尾山口駅を示す案内板が出てきます。

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そのお向かいの道に梅ノ木平バス停も。

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ここから約1,6kmで、高尾山口駅へと向かえます(^^)/

⑨高尾山口駅(ゴール)

梅ノ木平バス停を過ぎたら、あとは道路の看板を頼りに進んでいきましょう!

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高尾山インターチェンジの横を通り、高尾と町田の分岐を高尾方面にコースをとり、高尾599ミュージアムの前を過ぎると、スタート地点とした高尾山口駅に到着です(≧▽≦)

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高尾山口駅にゴール!お疲れ様です♪

難易度としては高くありませんが、たっぷりと自然を満喫できたのではないでしょうか(^^)?高尾山への玄関口ということもあり、駅周辺でお食事処やお土産選びが楽しめちゃうのもまたいいところ(*´▽`*)

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美味しいご飯や甘いもの、お土産など、高尾のグルメやショッピングを楽しんでから帰路についてはいかがでしょう(^^)?

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おわりに

高尾山口駅から徒歩5分で登山道へとアクセスできる「草戸山」のご紹介はいかがだったでしょうか?

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草戸山山頂からの眺め

最寄り駅が「高尾山口駅」ということもあり、都心からのアクセスや駅周辺も整っていて便利なので、登山初心者の方にもオススメです(≧▽≦)

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高尾山もとっても素晴らしい山ですが、より自然らしさを感じたい方や、静かな山歩きを楽しみたい方は、ぜひ草戸山にもチャレンジしてみて下さいね♪

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