ジブリの大人気作品の1つ『耳をすませば』のモデルが、東京都多摩市にある聖蹟桜ヶ丘ということをご存じですか(^^)?
実際に巡ってみると、作中に登場する風景描写と酷似しているスポットが多く、感動の連発(☆∀☆)
今回は、『耳をすませば』の舞台である聖蹟桜ヶ丘で、アニメ映像と現地の様子を徹底比較&考察していきたいと思います(^^)/
『耳をすませば』のモデルの街「聖蹟桜ヶ丘」
冒頭でもご紹介しましたが、『耳をすませば』で主人公たちが暮らしている街のモデルは「聖蹟桜ヶ丘」といわれています。
多摩市が発行している市の街めぐりマップや、駅前に建つ街の案内図などでも、そのことは紹介されていて、「映画で登場する○○のシーンはココ!」といったように、とても丁寧に紹介されています。
聖蹟桜ヶ丘で『耳をすませば』の関連スポットを巡ろうとお考えの方は、駅で配布されている地図や、多摩市の公式ホームページなどから、事前に聖地巡りのマップを入手しておくと便利ですよ♪
『耳をすませば』聖地巡りのコース、距離や所要時間について
続いては、『耳をすませば』の聖地巡りのコースや所要時間、距離などについて!
今回は下記の順番でご紹介していきます▼
- 聖蹟桜ヶ丘駅
- 霞ヶ関橋と大栗川
- いろは坂
- 金毘羅神社
- 天守台(関戸城跡)
- ロータリー
- 愛宕団地
- 愛宕団地の給水塔
実際に聖地巡りを楽しむ際にも、この順番で巡るのが筆者のオススメ♪
映画の最初の方を中心に登場する駅から始まり、物語が進んでいくなかで登場するいろは坂、主人公が友達に告白された神社を越え、物語の進行に欠かせない重要なお店があったロータリー、そして、主人公と準主人公が共に向かったクライマックスの場所…といったように、物語の展開を追いながら巡れるので、より臨場感を味わえます!
スタート地点の聖蹟桜ヶ丘駅から6のロータリーまでは、大人の足でしたら30分くらいで見ることができ、7と8はそのロータリーから2kmほど離れるので、アクセス方法によって時間は異なります。
愛宕団地まで行けば、給水塔とは近いので、10分~15分くらいで巡れると思います。
実際の様子とアニメに登場するシーンを比較しながら、さっそく『耳をすませば』の聖地巡りへと出発しましょう(^^)/
聖蹟桜ヶ丘で『耳をすませば』のシーンと現地の様子を徹底比較
①聖蹟桜ヶ丘駅
まずはスタート地点の駅から!作中で主人公がよく利用する「京玉線 杉の宮駅」は「京王線 聖蹟桜ヶ丘駅」がモデルとのこと▼
比較してみると、やはり似ています(☆∀☆)作中に描かれている電車内から見える景色ともそっくり!
その他にも、駅前からヴィータOPAへと渡る交差点がムー(猫)が渡った横断歩道であったり、駅で流れる音楽がカントリーロードであったりと、駅周辺は確認しておきたい点がいっぱい(*´▽`*)
駅(西口)を出てるとすぐに、作中に登場する「地球屋」をモチーフとした「青春ポスト」もあるので、こちらも要チェック!
見忘れや聞き忘れがないように、駅周辺は慎重に巡ってみて下さいね♪
②霞ヶ関橋と大栗川
物語のなかで、チラッとだけ登場する「霞ヶ関橋」と「大栗川」!
主人公が目的地へのアクセスのために通るだけのシーンですが、そんな細かいところにまで、しっかりと街の描写が描かれているのが判ります。
大栗川横の道は舗装道とガードレールの具合が一致するところは見つけられませんでしたが、雰囲気はまさにここ(☆∀☆)
雫はこの街で生活していたんだなぁ~と、物語への感情移入がより強くなっていきます(*´ω`*)
③いろは坂
続いては、作中に度々登場し、印象に強く残っている方も多いと思われる「いろは坂」!
主人公のお父さんが勤める図書館がある坂なのですが、図書館は実在しません。
ですが、図書館へと向かう途中に登った松並木の階段や、駆け下りた階段などは実際にあり、そのシーンが鮮明に思い出されます(☆∀☆)
主人公が階段を駆け下りていくシーンは、多分ここらへん▼
いろは坂は物語でも印象的なシーンですし、見ごたえも登りごたえもあるので、ぜひじっくりと歩いてみて下さいね♪
④金毘羅神社
続いては、いろは坂を登っていった先にある「金毘羅神社」!
こちらは、作中で主人公が同級生(杉村)に告白されるシーンで登場します。
比較してみると、その忠実な描写にビックリするほど(☆∀☆)
仲良しの友達→告白→玉砕→気まずい関係と、なかなかリアルな中学生ライフが描かれているということもあり、強く記憶に残っている方も多い一場面ではないでしょうか?
⑤天守台(関戸城跡)
金毘羅神社のすぐ先にある「天守台(関戸城跡)」も、チェックしておきたい場所の1つ!
作中では「天守の丘」としてチラりと出てくるだけですが、こちらの天守台がモデルになっていると言われています。
写真からも判るように、映画内ではこの階段を下りていくと街並みが眼下に広がる描写となっていますが、実際には茂みに隠れて周囲の景色が見えません。
見えたとしても街並みが広がっているわけではなく、おそらく道路が見える程度かと思います。
一説によると、この天守台といろは坂の景色を組み合わせて、見ている人の記憶に残る印象的なシーンを作り上げたのではないかといわれています。
こちら以外にも、聖蹟桜ヶ丘は坂道と階段が非常に多い街で、いたるところで街並みを見渡せる階段がたくさんありました!
そのどこかの景色と重ね合わせているのではないかなぁ~と、筆者は密かに思っています(*´ω`*)
⑥ロータリー
いろは坂を道なりに更に5分ほど登っていくと、物語でも度々登場する「ロータリー」へと続いています。
登っていく途中の景色も、作品では驚くほどリアルに描かれています(☆∀☆)
この先に見えてくるロータリーは、作中でとても重要な役割をもつ「アトリエ地球屋」が建っている場所のモデルといわれています。
地球屋はないものの、このロータリーにはジブリに出てくるお店も顔負けなほど温かく、アットホームなお店が2つ建っています。
「ノア洋菓子店」と「dining和桜」は、聖蹟桜ヶ丘で『耳をすませば』のロケ地巡りを楽しんだのなら、絶対に寄っておきたいお店です。
どちらのお店も、店内はジブリのキャラクターや関連グッズでいっぱい♡
『耳をすませば』にちなんだメニューもあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね!
\「dining和桜」さんの詳しい様子はコチラの記事から!▼/
⑦愛宕団地
ロータリーでアットホームなお店とグルメに癒されたら、お次は2kmほど離れた先にある「愛宕団地」へと向いましょう!
愛宕団地は主人公の雫が住んでいた団地のモデルになった場所といわれています。
この印象的な給水塔が目印!
木の茂り方こそ違えど、『耳をすませば』が上映されたのは1995年なので、そこから約26年の月日が経っていると考えれば納得かと(☆∀☆)
うーん、見事に一致!ジブリすごいっ!
更にこの愛宕団地の裏側には、親友から悩み相談を受けていた公園もしっかりとあります。
細かなところまで作中でしっかりと描写されているので、聖地巡りをしていても、とっても楽しいです(≧▽≦)
⑧愛宕団地の給水塔
最後にご紹介するのは、物語のクライマックスシーンで主人公と準主人公の男の子が一緒に向かった秘密の場所。
作品をみる限り、愛宕団地の給水塔の奥へと進んでいっているように見えます。
この奥にあの光景が広がっているのか!?と気になるところではありますが、残念ながら今は関係者以外立入禁止となっています。
また、こちら以外にも、いろは坂の途中にある「いろは坂桜公園」が秘密の場所なのではという説もあります。
ぜひ両方行ってみて、どちらの方が秘密の場所っぽいか、実際に感じてみて下さいね♪
おわりに
『耳をすませば』のモデルの街、聖蹟桜ヶ丘での聖地巡りのご紹介はいかがだったでしょうか?
実際のアニメ映像と現地の様子を比較してみることで、より臨場感を感じることができるかと思います(*´▽`*)
聖蹟桜ヶ丘で『耳をすませば』の聖地巡りをされる際は、案内マップと共に、作品のシーンと現地の様子が比較できるものをもって、ぜひ考察しながら巡ってみて下さいね♪
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