日比谷線・三ノ輪駅のすぐ近くにある史蹟、「背面地蔵尊」へ行ってきました!
前々からずっと気になっていたのですが、薄暗い路地へとなかなか入っていくことができず、今回ようやく参拝できました(*´▽`*)
この記事では、台東区根岸にある薬王寺の「背面地蔵尊」についてご紹介します!
薄暗い路地裏にたつお地蔵様!「背面地蔵尊」の場所
今回ご紹介する「背面(うしろむき)地蔵尊」は、東京都台東区根岸にある薬王寺の境内に鎮座しています。
最寄り駅は日比谷線三ノ輪駅で、徒歩2,3分でアクセスすることができます。
昭和通りに面した位置に建つ吉野家の、すぐ横の脇道に参道入口があるので、吉野家を目印にされるといいかと思います(^^)/
ダクトが並ぶ狭い路地の奥へ!背面地蔵尊様を参拝しよう
では、さっそく参拝させて頂きたいと思います(≧▽≦)先ほどもご紹介したように、背面地蔵尊へと続く参道は、吉野家三ノ輪店のすぐ横です!
吉野家の建物の壁には、参道入口を示す案内板もしっかりと(☆∀☆)
ここを通りすぎる度に前々から気になっていたのですが、薄暗い路地に加え、鉄の柵も見えていたので、なんとなく行き渋っていたのですが、『参道入口と明記されているのだし、行っても怒られないだろう!』と、今回は強気でお邪魔させて頂きました!
吉野家のダクトから漏れる美味しそうな匂いと熱風を感じながら、薄暗い路地の奥へ奥へと。
鉄柵を越えたその先に見えてきた光景はこんな感じ!▼
良かった~、ちゃんとお寺っぽい感じだ(*´▽`*)安心、安心♪
もしかして、人様の敷地内に続いていたらどうしようと、少し不安に思っていたのですが、ちゃんとお寺へと続いていて、一安心!
そして、参道を抜けたすぐ横には、ずっと気になっていた「背面地蔵尊」様(≧▽≦)
ようやくお目にかかることができ、嬉しい限り(*´ω`*)しっかりと拝ませて頂きました!
境内にある背面地蔵尊様の縁起の紹介によると、こちらのお地蔵様はもともと上野から奥州へと向かう旧街道の傍にたっていたようですが、時代と共に道筋が変わっていき、お地蔵様の背中側の道(箕輪通り)の開拓が進んでいったとのこと!
その結果、旧道に面していたお地蔵様は、新道から見ると後ろ向きに見えることから、「背面(うしろむき)地蔵尊」と呼ばれるようになったそうです!
もとは主要道だった道が新たな道が栄えることで旧道になってしまったのですね、歴史を感じますね(*´▽`*)
その他にも、お地蔵様の向きを変えても1日でもとの向きに戻ってしまったという記録も残っているそうです!
昔の世界は、たくさんの「不思議」が暮らしのなかにいっぱいで、なんだか憧れちゃいますね(^^)
背面地蔵尊様を拝ませて頂いたあと、階段を登って本堂も参拝させて頂き、帰路につきました。素敵な時間をありがとうございました(*´▽`*)
おわりに
台東区根岸にある史蹟「背面地蔵尊」のご紹介はいかがだったでしょうか?
今回は、吉野家の横の薄暗い路地を抜けて参拝させて頂きましたが、後に気づいたのですが、なんと裏からも境内に入ることができました(☆∀☆)
昭和通りから見ると裏ですが、こちらの方が正面入り口ですね、きっと(;^_^A
正門からの参拝が一般的なのかもしれませんが、吉野家のダクト下を通って進む参道も、なかなか趣があって、ちょっとした冒険気分が楽しめてオススメです♪
ぜひ、歴史ある薬王寺と「背面地蔵尊」様を参拝してみて下さいね(^^)/
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