ビルの屋上かつ私有地にあることから、直接お参りすることができない神社として有名な、北区・赤羽にある「作徳稲荷大明神」へ行ってきました!
様々なメディアに取り上げられて有名とのことですが、筆者は知ったのも訪れたのも今回が初めて♪
詳しい場所や参道の様子、お賽銭を入れる難しさなど、さっそく詳しくご紹介していきます(^^)/
「作徳稲荷大明神」の場所
作徳稲荷大明神は、JR赤羽駅の東口から歩いて10分前後でアクセスすることができます。
「呑兵衛の聖地」ともいわれている赤羽一番街の一角にあり、駅東口前の入口からまっすぐに約100mほど進んだ先にあります。
セブンイレブンの手前にあるカラフルなマンションが目印で、建物の壁にはしっかりと「屋上鎮守 正一位作徳稲荷神社」の文字が!
そのすぐ下に屋上参道入口があるので、そこから入っていきましょう(^^)/
とっても珍しい参道入口!マンションの階段を登って6階屋上へ
屋上参道入口の案内に従って進んでいくと、郵便ボックスが並ぶ共同エントランスに続いています。
「直接お参りできない神社」というだけで大変珍しいですが、参道入口が居住マンションの階段を通るというのも、とっても珍しいです!
居住者の方に迷惑にならないよう、なるべく静かに参道入口の案内に従って階段を登っていきます。
6階まで一気に登っていくと、屋上には神社らしい赤い柵と、居住マンションを感じさせる物干しが!
赤い柵(物干し側ではない方)に沿って進んでいくと、いよいよ「直接お参りできない神社」の登場です(☆∀☆)
なるほど、これは直接お参りできない!「作徳稲荷大明神」の様子
こちらが、さまざまなメディアにも取り上げられた、直接お参りできない「作徳稲荷大明神」です!
神社があるのは隣のビルの屋上で、私有地ということもあり、柵があって近づくことができません!
なるほど、確かにこれは直接お参りできません(☆∀☆)
柵ごしに参拝という形になるのですが、なんとなく無形の「念」はお社まで飛んでいってくれそうな気はするものの、問題はお賽銭。
神社の前にはしっかりとお賽銭箱も設置されているので、これはなんとしてでも入れたくなります!というわけで、挑戦(≧▽≦)
10円玉を右手に持ち、狙いを定めて、いざっ!
カンッ!という甲高い音( ;∀;)お賽銭箱には当たったものの、フレーム(?)に弾かれたといった感じです(*_*)
これは想像以上に難しいと思い、10円だと入るまでにはかなり高額なお賽銭になりそうと心配し、そそくさと1円玉に切り替え!もう一度しっかりと狙いを定めて、えいっ!
ひらりひらり…(ノД`)・゜・。風の抵抗を受けて、コースを大きく外れ、全然的外れなところに着地(´-ω-`)
1円の方がかなり難易度が上がることが判り、再度、10円玉に戻して再再チャレンジ!先ほどの失敗を頭に、微調整をして、今度こそっ!
チャリンッ!入りましたー(≧▽≦)思わず、ガッツポーズが出ます(笑)
ようやくお賽銭をお賽銭箱に入れることができ、心を落ち着かせて、じっくりとお参り(^^)
ビルの屋上から赤羽の街を見守る作徳稲荷大明神様を参拝することができ、ありがたかったです♪
おわりに
ビルの屋上かつ私有地ということで、柵ごしにではないとお参りすることができない「作徳稲荷大明神」のご紹介はいかがだったでしょうか?
数々のメディアにも取り上げられ、珍しいスポットとして注目されてきたこちらの神社ですが、実は解体に伴い、7月末をもって移転することが決まっています。
移転先の詳しい情報はまだ出ていませんが、次は直接参拝することができる場所かもしれませんね♪
珍しい参道入口や、屋上かつ私有地にたつ作徳稲荷大明神様を参拝できるのもあと少し。
思い入れがある方も多いかと思うので、ぜひ解体前に最後の参拝に訪れてみて下さいね!
※筆者が訪れた2021年5月22日現在はまだ屋上から参拝することが可能でした!
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