東京五輪2020に向けて、東京都によって隅田川橋梁群のライトアップが整備されていたのをご存じでしょうか?
2020年3月までに隅田川に架かる12の橋のライトアップが整えられたものの、新型コロナウィルス感染症の拡大により、終日消灯されていることもしばしば。
再び全ての橋が点灯されることを願いつつ、筆者が2020年秋頃から巡っている築地大橋から白髭橋までの、ライトアップされた美しい隅田川橋梁群についてご紹介します!
ライトアップされた隅田川橋梁群を巡る!ランニングコースの紹介
まずは、今回ご紹介するコースから!筆者がスタート地点に選んだのは築地本願寺!
日比谷線の築地駅直結ということと、隅田川橋梁群にもアクセスしやすいため、こちらからスタートすることにしました。
あとは築地大橋までランで向かい、そこから白髭橋方面へと向かって、なるべく川沿いを走りながら目指していきます。出てくる橋を順に並べると、コースはこんな感じです▼
⑬の「すみだリバーウォーク」と⑭の「桜橋」は、今回新たに都が整備した隅田川橋梁の12の橋には入っていないものの、橋の形状やライトアップが美しく、白髭橋へと向かう途中に通るのでコースに入れてあります。
また、白髭大橋をゴールとしているのは、筆者の住まいから白髭大橋が徒歩(ラン)圏内のためです。
最寄り駅は日比谷線の南千住駅辺りになるかと思うので、電車で帰宅予定の方は便利なアクセス方法を調べておくことをオススメします。
ライトアップの時間は日没の15分後から23時00分まで!(※緊急事態宣言中などは変更あり)その他の詳細やマップは、下記の東京都の公式HPをご覧ください▼
www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp
ライトアップされた隅田輪橋梁群全12橋&+αを徹底紹介!
では、さっそく築地大橋から白髭大橋までの少し長めの夜ランへと出かけましょう!
ライトアップされた橋はもちろんのこと、その周辺の景色もとっても美しいので、東京の夜の街並みを楽しみながらゆったりと走りましょう♪
①築地本願寺(スタート)
スタートは日比谷線・築地駅出口1から直結の「築地本願寺」からスタートです!
古代インド・アジア仏教様式を模した独特な外観が印象的な築地本願寺ですが、これからご紹介する橋と同様にこちらも日没後にはライトアップされ、日中とはまた異なった雰囲気を味わえます。
門前で参拝を済ましたら、少し戻る形となりますが、築地大橋を目指して走り出しましょう!
②築地大橋
青と白のライトアップが交差する、超スタイリッシュな「築地大橋」!
この独特な橋の形は日中に見ても目を奪われますが、夜の姿はより一層お見事!
ただ見て終わるだけでは勿体ないこちらの橋は、少し走行距離がのびてしまいますが、ぜひ渡ってみて下さい!
東京タワーや高層ビル群を眺めながら走ることができ、まさに都会の夜を感じられます。
③勝鬨橋
築地大橋を渡り終えたら、上流へと向かい、そのすぐお隣にある勝鬨(かちどき)橋へと向かいましょう。
国内最大級の「跳開橋」としても知られている、歴史ある「勝鬨橋」!
昭和45年11月29日を最後に跳開されることはなくなりましたが、現在でも当時の面影がしっかりと感じられます。
ライトアップも美しいですが、橋そのものの姿もとても味わい深いものがあります。
勝鬨橋の袂(築地側)には、「かちどき橋の史料館」もあるので、興味がある方は日中の開館時間内にぜひ訪れてみて下さいね♪
また、大きくコースから外れてしますので、今回は詳しくご紹介できませんが、勝鬨橋から2kmほどでアクセスできる「晴海ふ頭」もとってもオススメ!
筆者は隅田川橋梁ランの時は、とっても綺麗なのでいつもこちらも合わせて巡っています♪
コースからは反れてしまいますが、それでも往復で4kmほど!一見の価値があるので、ぜひコースに取り込んでみて下さいね!
④佃大橋
勝鬨橋を渡り終えらた、隅田川テラスへと入って、更に上流にある佃大橋を目指して走りましょう!
道が整った隅田川テラスを走り進めていくと、正面に佃大橋とビル群、奥にチラリと中央大橋が見えてきます。
今回目指す隅田川橋梁はライトアップされているので、光に向かって走っていけばいいので判りやすいです。
そして、ほどなくしてグリーンとブルーにライトアップされた「佃大橋」が見えてきます。
光り輝く屋形船や高層ビル群の夜景と共に見ることができ、より美しいです!
佃大橋を通過したら一度川沿いを離れて、街なかを通って中央大橋を目指します。
⑤中央大橋
佃大橋から中央大橋へと川沿いを走っていけなかったので、一度街なかに出て、オレンジ色に光る橋を目指して走っていきます。
途中暗い部分もあるので、安全のためにもライトは必須です!
街なかをを走り抜けていくと、ほどなくして正面に「中央大橋」が見えてきます。
横から見た時と正面から見た時の橋の形が全然違ってビックリ!
シンプルながらにカッコいい橋でした♪
⑥永代橋
中央大橋を通過したら、お次はそのすぐ奥で輝く青い橋「永代橋」へと向いましょう!
青い色が印象的なせいか、少し築地大橋に似ている感じもしますが、築地大橋より落ち着いた感じがあります。
永代橋そのものも美しいですが、橋の上からこれまで走ってきた道を振り返ってみても、とっても綺麗!
都会だなぁ~と改めて感じさせられました♪
⑦清洲橋
永代橋を過ぎたら、再び隅田川テラスへとおりて、川沿いを走っていきましょう!
ここまでくると、正面にはスカイツリーが見えてきます。整った道を上流へとどんどん走り進めていくと、三角形が2つ連なったような形をした「清洲橋」が見えてきます!
ホワイトの光で照らされていて、夜の街の隅田川によく映えていてとっても綺麗です!
走の上から見えるスカイツリーや屋形船、これから向かう新大橋のコラボレーションもとっても美しいので、ぜひ渡ってみて下さいね♪
⑧新大橋
清洲橋を通過したら、そのまま隅田川沿いを走っていき、萬年橋を渡って「新大橋」へと向いましょう!
2本のオレンジ色の鉄柱がスーッと夜空にのび、橋部分は緑色にライトアップされています。
築地大橋や永代橋などと違い、橋周辺の街並みがそこまで強い光を放っていないので、しっくりと橋のライトアップを感じながら走れます♪
⑨蔵前橋
新大橋を後にしたら、一度橋の上に出て、再び隅田川テラス入口へと下りていきます。
先ほどよりも広々とした川沿いの道を走っていくと、スカイツリーがより大きく見えてきます。
スカイツリーに向かって走るように進んでいくと、黄色と青色のライトアップがよく目立つ「蔵前橋」に到着です!
この大胆な配色は夜の隅田川にもよく映え、スカイツリーや屋形船にも劣らない光を放っています。
⑩厩橋
蔵前橋の下を通り抜けたら、すぐに「厩橋」が見えてきます!
青と薄緑色でライトアップされていて、こちらの橋もスカイツリーとのコラボショットが美しいです。
橋の上から眺める吾妻橋方面の景色もとても美しいので、ぜひ渡ってみて下さいね♪
⑪駒形橋
続いて見えてくるのが「駒形橋」!
ここらへんは、隅田川テラスを直進していくと、すぐに次の橋が見えてきて、走ってて退屈しません。
濃い青と薄い青でライトアップされた駒形橋そのものも美しいですが、筆者のオススメは橋の上からの景色!
浅草らしさを感じさせる景色がライトアップされていて一段と綺麗なので、ぜひ見てみて下さいね♪
⑫吾妻橋
つづいては浅草の名物橋「吾妻橋」の登場!
赤と青のコントラストが美しく、日中の吾妻橋とはまた異なった雰囲気を楽しめます。
炎のオブジェやアサヒビール本社ビル、スカイツリーなど、ここぞとばかりに浅草らしい景色が目白押し!
周囲の景色を楽しみながらランしてみて下さいね♪
⑬すみだリバーウォーク
吾妻橋を渡ってすぐに見えてくるのが「すみだリバーウォーク」!
浅草とスカイツリーを結ぶ最短の道で、全長は約160m!
7時~22時まで開門されていて通行可能で、日没後にはライトアップも楽しめます。
夜ランの時にもし開門されていたら、ぜひ歩いて渡ってみてほしいスポットです♪
⑭桜橋
すみだリバーウォークを渡りきって、再び隅田川テラスを走り進めていくと、ほどなくして「桜橋」が見えてきます!
桜橋は隅田川唯一の歩行者専用の橋で、X字型の珍しい形をしています。
スカイツリーを眺めるベストスポットとしても知られているので、ぜひ通ってみて下さいね♪
⑮白髭大橋(ゴール)
少し眺めの隅田川橋梁の橋ランもいよいよラストスパート!桜橋を過ぎると、すぐ正面に白く輝く「白髭橋」が見えてきます!
色合いは勝鬨橋や清洲橋のようなホワイトを基調としたライトアップで、夜の隅田川によく映えていてとっても綺麗です!
白髭橋で、都がライトアップの整備をした隅田川に架かる12の橋の紹介は終わりとなります!
少し長めのランでしたが、次から次へと綺麗な橋や夜景が目に飛び込んできて、飽きずに走り切れたことかと思います(^^)
緊急事態宣言発令中など、コロナウィルスの影響で消灯されていることも多い日々ですが、また元のように全灯されたらぜひ走りにいってみて下さいね♪
※ご紹介している記事内容は2020年秋当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
※本記事内では、橋の構図や雰囲気が判りやすいように、ランで訪れる度に撮影した様々な写真を時系列に関係なく使用しております。
※記事内で使われている写真の無断使用や掲載はご遠慮ください。