突然ですが、東京都で一番高い山を知っていますか?
筆者は学生時代に10年くらい東京に住んでいましたが、当時は登山に興味もなく、東京の山といえば高尾山くらいしか知りませんでした。
その後、鳥取県に転勤となり、登山にドハマりして、再び去年から東京暮らし。
都内の色々な山を調べないわけがなく、もちろん最高峰の山もいちはやくチェックはしていました!
というわけで、今回は東京都で標高が一番高い山についてご紹介していきます♪
東京都の最高峰はこの山!
冒頭でも触れましたが、高尾山以外の山を知らずに転勤で東京に舞い戻ってきました!
最初は愛宕山(新橋)や品川富士(品川)など、23区内の低山を巡っていたのですが、改めて調べてみると意外と多くの山があった東京!
とはいえ、やはり私たちがイメージするような「ザ・山」というような山は23区内にはなく、青梅や奥多摩方面に多いです。
そして、東京都最高峰として知られている、今回の主役の山「雲取山」も奥多摩駅から更に先へと進んだ先にあります。
勿体ぶっておいてサラリと言いましたが、そうです、東京都の最高峰はこの「雲取山」!
東京都の最高峰ときいて、どのくらいの標高をイメージしますか?山登りに興味がない方はあまりピンと来ないかもしれませんが、根拠のない予想でいいのでちょっと想像してみて下さい!
ちなみにかの有名な高尾山は標高599m(*´▽`*)
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※上記記事は筆者がトラベルライターとして活動しているトリップノートで執筆したものです。
東京都最高峰について、もっと知ろう!
東京都最高峰の標高の予想は決まったでしょうか?正解を発表しちゃいます!
雲取山の標高は、ずばり2017.09m!
どういう印象を受けるかは人それぞれかと思いますが、筆者にとっては結構意外な数字でした。
23区外とは言え、東京に2,000mごえの山があったとは(☆∀☆)
2,000mごえ、しかも、雲取山は日本百名山にも選ばれている名山でもあります。
これはぜひとも登ってみたい!と、去年転勤してきて、雲取山の存在を知って以来ずっと思っていたのですが、やはり一筋縄にはいかないのでした。
どのコースを選んでも標準コースタイムは1泊2日の行程
題名にも書きましたが、ネックになったのは標準コースタイム。
雲取山への登山ルートは7つほどあるとされているのですが、なんとどのコースを選んでも登山計画では1泊2日が推奨されているのです。
一番短いコースでも往復約10時間をみるべきと紹介されているものがほとんど(T_T)
そういう背景もあって宿泊施設は整っていて、山頂近くの雲取山荘、七ツ石山近くにある七ツ石小屋、温泉も楽しめる三条の湯など充実しています。
どこかの宿泊施設に泊まれば何の問題もなく楽しめる山なのですが、筆者のように子供がまだ小さいと泊りでの登山は一気に難易度が上がりまくります。
というわけで、気になりつつもなかなか東京都の最高峰にチャレンジできずにいたわけです(;^_^A
諦めるには早い!健脚・中級者以上であれば日帰りも可の注意書き
1泊2日しないと雲取山登山は無理なのか…そう思って去年は諦めて終わってしまったのですが、「健脚・中級者以上であれば日帰りも可」という注意書きがずっと頭に残っていました。
果たして、健脚の定義は?中級者ってどのくらいから中級者なのか?
単独で登山をしていると、人と比較もできませんし、自分の登山レベルをアドバイスしてもらえる機会もなく、ただ日々の登山で、その山の標準タイムをどのくらい上回れるかでのジャッジしかできず、「よしチャレンジしてみよう!」という気にはなかなかなれませんでした(;^ω^)
標準タイムも山によっては、厳しめに(早め)に設定しているところもあったり、かと思えばむっちゃ余裕を持たせているところもあり、果たして雲取山の標準タイム設定はいかなるものか。
更に登山者を悩ませる要因の1つをあげるとすれば、奥多摩駅と登山口のバス停を結ぶバスの時間。
標準タイムの10時間を想定すると、これもなかなかシビア。公共の交通機関を使うと、23区内(新宿方面ではない)の筆者にとっては始発を使っても9時過ぎではないとバス停に到着できない。
仮に朝の9時半に登山口バス停を出発できたとして、標準タイムの10時間で下山時刻は19時Σ(゚Д゚)
最終のバスにはぎりぎり間に合うかもですが、そんな時間に下山してたら真っ暗やん!!
ガイド本やネットの情報を真摯に受け止めて考えると、このように雲取山へのチャレンジはどんどん遠ざかっていくのでした(;^_^A
おわりに
今回は東京都の最高峰「雲取山」についてご紹介しました。
ケーブルカーがある高尾山や御岳山など、他の東京の有名どころの山と比べると、大分難易度が上がってしまいますよね。
どうにか雲取山を日帰りで楽しむことができないか、考えれば考えるほど無理な要素ばかりの発見が続き、とうとうある日、パッカーンと吹っ切れました。
実際に行ってみなきゃ判らない!バスの時間も、登山タイムについても、可能な方法を継ぎはぎのように紡いでとりあえず登ってみよう!
というわけで次回は、雲取山の日帰り登山のベストな方法を考えて、東京都最高峰へチャレンジしてきたお話について書きたいと思います(^^)/
【追記】東京都最高峰「雲取山」を日帰りで楽しむためのポイント&注意点の記事を更新しました!▼
\高尾山の次に人気?御岳山の紹介はコチラから▼/
※上記記事は筆者がトラベルライターとして活動しているトリップノートで執筆したものです。
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