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さすが歴史ある街・浅草!ちょっと怖~い伝説が残る史蹟「姥ケ池碑」【花川戸公園】


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浅草寺や仲見世など、観光スポットも豊富で賑わう浅草!

そんな人気観光スポットからほど近い場所に少し怖い伝説が伝わる史蹟があるのをご存じでしょうか?

今回はたまたま子供と訪れた公園で発見した史蹟「姥ヶ池碑」についてご紹介します(^^)/

「姥ケ池碑」がある場所について

今回ご紹介する、少し怖い伝説がつたわる「姥ケ池碑」がある場所は、浅草寺や仲見世通りからほど近い位置にある「区立花川戸公園」内です!

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公園の中央に遊具があり、賑わう観光スポットの中心地から少し離れていることもあり、ゆったりと過ごせる静かな公園です。

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小さな子供を遊ばせている方も多く、一見怖そうな伝説が残るようなスポットには見えないのですが、史蹟の案内を読んでみると、そうでもないことが判るはず…

◆「姥ケ池碑」の基本情報◆
場所:区立花川戸公園内(東京都台東区花川戸2丁目)
開園時間:浅草駅から徒歩8分
休園日:無し
見学可能時間:常時
料金:無料

「姥ケ池碑」にまつわる少し怖い伝説

姥ケ池碑にまつわる、少し怖い伝説についてさっそく詳しくご紹介していきます。

姥ケ池碑自体は、公園前にある区立浅草小学校側の入口正面にあります。

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小学校を背にして、石碑のすぐ右隣には、この地に伝わる伝説を紹介した案内パネルをも設置されています。

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実際に書かれている内容は下記の通り▼

姥ケ池碑にまつわる伝説

姥ケ池

姥ケ池は、昔、隅田川に通じていた大池で、明治二十四年に埋立てられた。浅草寺の子院妙音院所蔵の石枕にまつわる伝説には次のようなものがある。

昔、浅茅ケ原の一軒家で、娘が連れ込む旅人の頭を石枕で叩き殺す老婆がおり、ある夜、娘が旅人の身代わりになって、天井から吊るした大石の下敷きになって死ぬ。それを悲しんで悪行を悔やみ、老婆は池に身を投げて果てたので、里人はこれを姥ヶ池と詠んだ。

※花川戸公園内設置の東京都教育員会による東京都指定旧跡の案内より

花川戸公園の遊具で子供を遊ばせている際に、たまたまこのパネルを読み、ビックリしました!

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大学時代に、民話や伝説、昔話研究の講義を好んで受講していたこともあり、こういう話はよく耳にするのですが、まさかこんな街なか(現在)にそんな史蹟が残っているとは思いもしませんでした!

筆者のイメージは、旅人が峠を越えようとして、山なかで日暮れを迎えてしまい、たまたま見つけた家に宿をお願いして云々かんぬん…的なストーリーという印象だったので!

今はこんなに開けていますが、伝説にもあるように昔はここもだだっ広い野原で、人里からも離れていたのでしょうね。

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伝説内容的にも、そういった昔のこの地の様子にも、なんだか感慨深いものを感じますよね。

さすが、歴史ある街、東京・浅草です!

おわりに

浅草の人気観光スポットからほど近い場所にある、花川戸公園内の「姥ケ池碑」のご紹介はいかがだったでしょうか?

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食べ歩きや映え写真目当てではなく、浅草の歴史を感じたいと思って訪れた方にはオススメのスポットです!

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花川戸公園のすぐ近くには、これまた東京の下町の歴史を存分に感じられる「飴細工 アメシン」さんのお店もあるので、ぜひ合わせて巡ってみて下さいね♪

\姥ケ池碑がある花川戸公園のすぐ近く!「飴細工 アメシン」さんの記事はコチラ▼/

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