台東区日本堤にある老舗の天婦羅屋さん「土手の伊勢屋」へ行ってきました!
平日のお昼でも行列ができている人気店で、前々から気になっていて今回ようやくお邪魔することができました(*´▽`*)
今回は明治22年創業の歴史ある天婦羅屋さん、「土手の伊勢屋」についてご紹介していきます!
「土手の伊勢屋」とは?
今回ご紹介する「土手の伊勢屋」さんは、東京都台東区日本堤にある老舗の天婦羅屋さんです。
江戸遊郭として栄えた吉原の、唯一の出入り口である「吉原大門」のすぐ前に建っています。
明治22年の創業で、当時から吉原を訪れるお客さんでお店は繁盛し、朝は朝帰りのお客さん、昼は一般のお客さん、夜は吉原に勤める客引きなどで賑わい、24時間体制でお店を運営していたそうです。
令和の現在でもその歴史を感じさせるお店は、登録有形文化財に指定されていて、東京大空襲で焼け残った珍しい木造建築物の一つです。
昔から庶民に親しまれ続けてきた土手の伊勢屋さんの天丼、一体どんなに美味しいのだろうかと、入店前から期待が膨らみます。
\土手の伊勢屋と合わせて巡りたい!江戸遊郭「吉原」の紹介記事はコチラ▼/
最寄駅:東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅から約700m
営業時間:11時00分~14時30分
定休日:水曜日/第4週火曜日
公式HP:土手の伊勢屋(どてのいせや) | 三ノ輪で128年続く老舗天麩羅屋
行列必至!大人気の土手の伊勢屋
お店の前を通る度に、入店待ち長い列を見かけていたので、早めにお店に向かうことに。
どうしても名物の天丼を食べてみたかったので、開店33分前の10時27分にお店の前に到着。
既に並んでいる人がいるかも…と思っていたのですが、この日は一番乗り!
ですが、その1,2分後には続々とお客さんが後ろに並びだし、気づけばあっという間に長い列に。
売り切れ次第なくなってしまうので、どうしても食べたいという方は早めの来店がおすすめです。
土手の伊勢屋のメニュー
開店10分前くらいから、お店の前でオーダーの聞き取りが始まります。
お店の方がメニューを持ってきて下さり、それぞれのメニューの違いなども丁寧に紹介してくれます。
お店を代表するメニューの天丼は「イ・ロ・ハ」とあり、それぞれの詳細は下記の通りです。
イ:キス、イカのかき揚げ、海老二本、獅子唐(1,800円)
ロ:穴子、イカのかき揚げ、海老一本、野菜二種(2,300円)
ハ:穴子、小海老のかき揚げ、海老一本、旬の魚、野菜三種(2,800円)
よく見かける「松・竹・梅」という表記ではないのには理由があり、それぞれ一品に良さがあるため格付けをしたくないという店主さんの想いから「イ・ロ・ハ」と名付けられているとのことです(^^)
名物は穴子とのことで、ぜひ食べてみたいと思い、今回は「天丼ロ」を注文させて頂きました(*´▽`*)
歴史あふれる土手の伊勢屋で絶品の天丼を!
入店前にオーダーを終え、開店と同時に店内へ!
外観と同様にお店の中も歴史が感じられ、こんな素敵なところで昔から親しまれ続けている天丼を頂けるなんて、それだけでテンションが上がります!
店内には、ひのき・けやき・さくら・日本杉など、様々な木材が使用されていて、その点も評価されているとのこと(☆∀☆)
お店の造りに見とれていると、あっという間に天丼(ロ)が運ばれてきました!
天丼そのものの豪華さにはもちろんのこと、やはりドドーンと丼ぶりからはみでた名物の穴子に視線を奪われます!!
なんと、こちらの穴子は専用の水槽から毎日朝〆しているとのことで、その鮮度はそりゃーもうっ(≧▽≦)!!
穴子はもちろんのこと、海老やイカ、野菜など、食材そのものの美味しさはもちろんのこと、やはり天婦羅のサクサク感がその美味しさを格段にあげています。
天婦羅にかかった甘いタレもまた美味しく、ご飯と絡みあっているところなんて、それだけでバクバクと食べ進められちゃうほど(*´▽`*)
庶民に昔から食べ続けられ、明治時代から令和の現代にいたるまでその評判の高さが変わらない土手の伊勢屋さん。
お味はもちろんのこと、お店の雰囲気なども含め、とにかく感動がすごいので、ぜひ一度訪れてみて下さいね。
おわりに
明治22年からつづく老舗の天婦羅屋「土手の伊勢屋」のご紹介はいかがだったでしょうか?
天婦羅好きの方はもちろんのこと、歴史、特に江戸文化や吉原に関心がある方にもぜひ訪れてみてほしいお店です。
当時の時代の方々も、「このお店でこの天丼を食べていたのかなぁ~」と思って頂くと、より感慨深いものがあります。
丼ぶりから飛びてるほどのドドンとした穴子をはじめ、サックサクの天婦羅の数々をぜひ食べてみて下さいね!
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