茨城県かすみがうら市で人気の里山、「雪入山」と「浅間山」。
雪入ふれあいの里公園や三ツ石森林公園を起点に、種類豊富なハイキングコースが用意されています!
1年通して歩ける山ですが、冬は木々の葉が落ちて眺望がすこぶる良く、春は桜を愛でながらの登山が楽しめます♪
数あるコースの中から、今回は一番おすすめの雪入山と浅間山をぐるっと巡るコースについてご紹介していきます(^^)/
雪入山と浅間山について
今回ご紹介する「雪入山(ゆきいりやま)」と「浅間山(せんげんやま)」は、茨城県かすみがうら市にある里山です。
中腹には「雪入ふれあいの里公園」や「三ツ石森林公園」があり、ネイチャーセンターを中心に種類豊富なハイキングコースが整備されています。
標高は雪入山が345m、浅間山が344mとどちらも低く、登山道や案内板も整備されているので、登山初心者やファミリー登山の方でも、気軽に山歩きを楽しむことができます。
コース内には眺めのいいスポットや休憩処も多いので、ハイキングにピッタリの山です(^^)
雪入山・浅間山の場所▼
いいところどりのコース!雪入山・浅間山を歩こう
ということで、今回は雪入山と浅間山をぐるりと歩くコースについてご紹介していきます!
どちらの山も様々なコースからアタックできますが、今回は雪入ふれあいの里公園を起点とした、いいところどりのオススメコースをご紹介♪
眺望スポットや休憩処がいい間隔で出てくるうえに、登りごたえのある急登も楽しめるので、ぜひチェックしてみて下さいね(^^)
大まかな今回のコースは下記の通りです▼
様々なコースへの分岐があるため、ポイントとなる地点をより多く取り上げていますが、2時間半~3時間くらいで巡れるかと思うので、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
①雪入ふれあいの里公園(スタート)
今回のスタート地点は「雪入ふれあいの里公園」から!
ネイチャーセンターを有する公園で、広い無料駐車場はもちろんのこと、自動販売機やお手洗い、軽食の販売などもあって、山歩きの終起点にピッタリのスポットです♪
特に初めて訪れる方にはおすすめで、ネイチャーセンターで登山道の情報が聞けるほか、ハイキングコースの案内やマップも種類豊富に配備されています!
出発前にぜひ寄っていってみて下さいね(^^)
雪入ふれあいの里公園の場所▼
②翁桜コース
雪入ふれあいの里公園からお次に目指すのは「翁桜コース」!
コース案内などでよく紹介されているのは「直登コース」や「眺望コース」ですが、翁桜コースは園内を抜けてすぐに登山道に取り付けるのがいいところ(*´▽`*)
まずは標高210m地点の風の池や展望台に向けて、ぐるぐると砂利道を登っていきます。
登りが続きますが、冬や春はこの時点で既に眺めがいいので、楽しみながら歩いて行けます♪
展望台と風の池に到着したら、次は花の池・芝生広場方面へと向かいます。
花の池を過ぎ、観察舎の前を通過して芝生広場の東屋が見えてきたら、その裏側に翁桜コースの入口があります!
ここから一気に急登になるので、気合を入れて登っていきましょう♪
③剣ヶ峰広場
翁桜コースから剣ヶ峰広場までの道のりは、ロープがはられた急登が続きます。
岩や石で足場が悪いところも多いので、ロープに助けてもらいながら登り進めていきます。
長い距離ではないですが、かなり急なので足元に注意しながら登っていきましょう(^^)/
尾根道に到着するちょうど手前に雪入翁桜があり、そこから少し歩くとすぐに「剣ヶ峰広場」に到着です!
剣ヶ峰広場は広々としていて、イスやテーブルも配されています。
霞ヶ浦方面の眺めがとっても良いので、休憩スポットにもオススメです♪
パラボラ山やパープルライン、直登コースとの分岐点でもあるので、ここはあきば峠方面へと向かって歩いて行きましょう!
剣ヶ峰広場の場所▼
④雪入山
剣ヶ峰広場から雪入山までも気持ちのいい歩きやすい尾根道です。
木々に囲まれた道を緩やかに登っていくと、すぐに「雪入山」に到着!
ちょっとした丸太の椅子が置かれていて、山頂標識の後ろ側に霞ヶ浦方面の眺望が広がっています。
剣ヶ峰広場よりは大分せまいので小休憩にはいいですが、ランチ休憩には不向きかもしれません。
その場合は、次のパラグライダー場跡がおすすめです(^^)
⑤パラグライダー場跡
雪入山からパラグライダー場跡までも、あっという間です!
尾根道を行くのですが、冬は木々の葉が落ちていて、見晴らしのいい景色の中を歩いて行けます♪
「パラグライダー場跡」は尾根道上にある休憩処で、テーブルとイスも用意されています!
霞ヶ浦方面の眺望を楽しみながら休憩していってみて下さいね(^^)
⑥あきば峠
パラグライダー場跡は弓弦集落との分岐点にもなっています。ここはこれまで通りの尾根道を浅間山方面へと進みます。
ついつい走り出したくなるような足場の整った登山道で、木々に囲まれた気持ちのいい道を歩いて行きます。
雪入山七福神桜巡りの大黒桜を過ぎてほどなくすると、一度車道に出ます。
この車道に出たところが「あきば峠」です。
あきば峠のすぐ先から再び登山道となっているので、車道を渡って先へと進みましょう♪
ちなみに下山はここから車道を下っていくので、頭の片隅に置いておくと帰りがスムーズです(^^)
あきば峠の場所▼
⑦あきば山
あきば峠からあきば山も、すぐに到着します!
緩やかに登っていくと道が2つに分かれているので、右を行くと「あきば山」に到着です♪
これといって何があるわけでもないですが、通過ポイントの目印にしておくといいかと思います(^^)
あきば山の場所▼
⑧黒文字平
あきば山から再び尾根道を歩いて行きます。
これといった危険な場所や急登もない尾根道を歩いて行くと、ほどなくして「黒文字平」に到着です!
黒文字平はテーブルとイスが配された広々とした広場で、筑波山方面の眺望が素晴らしいです(☆∀☆)
冬ということもあり、あまりに筑波山が美しく見えたので、予定していませんでしたが急遽コーヒータイムをとることに♪
気持ちのいい尾根道で筑波山を正面にコーヒータイム♡
至福のひとときでしたー(*´▽`*)
黒文字平の場所▼
⑨浅間山登り口
黒文字平から再び浅間山を目指して歩き出します!
途中にいくつか分岐の道も出てきますが、しっかりと案内板が設置されてるので、迷わずに歩いて行けるかと思います(*´▽`*)
八郷・半田山方面の分岐を過ぎ、林道十字路の分岐を過ぎると、ほどなくして浅間山の登り口が見えてきます。
ここから浅間山山頂まで距離は短いですが、それなりの急登が続くので最後の頑張りどころです!
⑩浅間山
登り口から浅間山までの道のりはこんな感じです▼
結構な急登ですΣ(・ω・ノ)ノ!
そんなに長い距離は登りませんが、それなりの傾斜があるので頑張って登っていきましょう!
急坂を登り切るとすぐに「浅間山」山頂で、祠と八郷南デジタルテレビ中継所の巨大アンテナがあります。
山頂からの眺望はありませんが、少ないですがベンチやテーブルがあるほか、平らなところに敷き物を広げて休憩されている方がたくさんいらっしゃいました!
浅間山よりも更に奥まで尾根道は続き、権現山までも行けますが今回はここまでにして、下山を開始したいと思います(^^)/
⑪あきば峠
もときた道から浅間山を下り、「あきば峠」まで尾根道を引き返します。
あきば峠まで戻ってきたら、先ほどスルーした車道を林道十字路方面へと下っていきます。
車道を下りていく途中にもいくつかのコース分岐が出てきますが、結構急な下り道だったりするので、まずは銀命水まで車道を行きましょう!
⑫銀命水
車道を下っていくと、左手側に「銀命水」が見えてきます。
銀命水を通過して下っていくと、お次は浅間山への登り口の分岐が出てくるので、案内に従って金命水・林道十字路方面へ。
ゆるゆると車道を更に下っていくと、右手側に「ふれあいの里公園」の道標が出てきます。
車道を使っての下山が少し長かったですが、ここからようやく登山道を下っていきましょう!
銀命水の場所▼
⑬金命水コース
登山道を下っていくと、すぐに「金命水コース」に合流します!
少し足場が悪いところや、登山道が判りづらい箇所もあるので注意して下山しましょう♪
金命水の場所▼
⑭七曲
足元に気を付けながら沢沿いを下りていくと、ほどなくして金命水コースの入口に出ます。
金命水コースの入口を出て再び車道に出ると、そこが「七曲」です!
ここから雪入ふれあいの里公園までは車道を登っていきます。
最初に雪入ふれあいの里公園に訪れる際に通った道なので、見覚えもあり、車道なので歩きやすいです。
適度に看板も建っているので、車に気を付けながら雪入ふれあいの里公園を目指しましょう♪
⑮雪入ふれあいの里公園(ゴール)
車道を登り切ると、「雪入ふれあいの里公園」の駐車場に到着です!
剣ヶ峰広場から雪入山、そして浅間山とぐるっと巡ってきたわけですが、飽きさせない道のりが続き、ゴールしてみるとあっという間に終わってしまった印象です(*´▽`*)
そのまま帰るもよしですし、ネイチャーセンターの見学や休憩、軽食を頂いて行くのもありです♪
素晴らしい眺望と休憩処が整った、快適で楽しいコースでした(^^)/
開園時間:午前9時00分~午後4時30分
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日)/年末年始(12月28日から翌年の1月4日まで)
入園料:無料
駐車場:普通車40台(無料)
公式HP:雪入ふれあいの里公園
おわりに
雪入山と浅間山を巡る、いいところどりのコースの紹介はいかがだったでしょうか?
登山道にすぐに取りつくことができるほか、要所ともいえる休憩処や眺望スポットも網羅でき、とってもオススメです!
冬は落葉ですこぶる眺望が良く、春はヤマザクラを愛でながら歩けるということなので、ぜひこの機会にかすみがうら市の里山に遊びに行ってみて下さいね♪
※ご紹介している記事内容は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
※記事内で使われている写真の無断使用や掲載はご遠慮ください。