北海道・弟子屈町にある「硫黄山」についてご紹介します!
轟音とともに噴煙を噴き上げ、硫黄ならではの独特な臭気を放っている山で、生命力あふれる地球のパワーを間近で感じられます。
噴気孔から常時噴き出している噴煙と熱さを全身で受けながら、立入可能エリアのギリギリまで行ってその壮大さを体感してみましょう!
硫黄山とは?
今回ご紹介する「硫黄山」は、日本最大のカルデラ湖として知られている屈斜路湖や、道東屈指の温泉街・川湯温泉のすぐ近くにあります。
アイヌ語では「アトサヌプリ」とも呼ばれており、「裸の山」を意味しています。
石や岩などがゴロゴロとした山肌には噴気孔が大小合わせて1,500以上もあり、轟音と共に噴煙が常時噴き出されていて、迫力ある壮大な景色が広がっています。
遠くから眺めるでも大地のエネルギーを存分に感じられますが、せっかくなので細心の注意を払いながら立入禁止ロープのギリギリまで登って、地球のパワーを間近で感じてみましょう!
地球のパワーを間近で体感できる!硫黄山の立入禁止エリアのギリギリへ
レストハウス前の駐車場に車を停めたら、さっそく目の前に広がる壮大な景色へと向かって歩き出しましょう!
筆者が幼い頃はまだ硫黄山を自由に登ることができたのですが、死亡事故が発生して以来、一般人の登山は禁止されています。
現在は規制のロープが張られていて、山の中腹よりも更に手前までしか行けませんが、そこまでの道のりでも勢いよく噴煙をあげる噴気孔をいくつも見られるほか、表出した硫黄の結晶を間近に見ることもできます。
すぐ足元にたくさんの噴気孔や硫黄の結晶を見ることができますが、噴煙は風向き次第ですぐに方向が変わるのでご注意を。
白い煙に包まれることもしばしばで、立入可能エリアにも関わらず、この噴煙に包まれると息苦しい上に、結構熱いです!
何度かむせ返りそうになりながらも、ようやく立入禁止エリアのすぐ手前に到着!
遠くからですと、噴煙に包まれていて、なかなかその全貌を拝めませんでしたが、やはり間近で見るとより一層迫力があります。
目の前でゴウゴウと音を上げながら白い煙を噴き出す硫黄山は迫力満点!地響きのような轟音からは、あふれんばかりの地球のエネルギーが感じられます。
遠くからでも壮大な景色を楽しめますが、お時間や体力に余裕がある方は、ぜひこの立入禁止エリアのギリギリまで足を運んで、大地のパワーを間近で感じてみて下さいね♪
おわりに
弟子屈町の人気観光スポットとしても知られている「硫黄山」のご紹介はいかがだったでしょうか?
立入禁止エリアぎりぎりの間近ではもちろんのこと、麓からでもその音や噴煙、硫黄ならでは独特な臭気を存分に感じられるので、ぜひ行ってみて下さい!
硫黄山周辺には、川湯温泉街や砂湯、屈斜路湖や摩周湖なんかもあるので、道東観光の際にはぜひ合わせて巡ってみて下さいね♪
※ご紹介している記事内容は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
※記事内で使われている写真の無断使用や掲載はご遠慮ください。