筑波山に次いで、つくば市で人気の山・宝篋山(ほうきょうさん)!
登山初心者でも楽しめる様々なコースが用意されていて、頂上からはほぼ360度の大パノラマを楽しめます♪
今回はそんな宝篋山の主要全6コースについて、登山口や駐車場、標準の目安タイム、実際に全てのコースを登ってみて筆者が感じたコースの特徴などについてお伝えしていきます!
登山初心者の方やファミリー登山にもぴったりな山ので、ぜひチェックしてみて下さいね(^^)/
宝篋山って、どんな山?
宝篋山(ほうきょうさん)は、茨城県つくば市北東部にある標高461mの山です。
主な登山コースは6つほどあり、標準タイムが一番長いものでも2時間10分ほどなので、気軽にチャレンジできます♪
山頂からの眺めの良さは抜群で、日本で2番目の広さを誇る霞ヶ浦や関東平野、明峰筑波山を望め、空気が澄んでいる日には富士山も見ることができます♪
1年通して気軽に登れる山なので、登山初心者やファミリー登山にもおすすめの山ですよ(^^)
宝篋山の場所▼
宝篋山2024!主要全6コースを徹底紹介!
宝篋山の登山コースはに分岐や小道、純平歩道など、様々な道があるので、案内板やガイド本、ホームページなどで明確にコース名が紹介されている6つのコースについてお伝えしていきます。
宝篋山は案内板やお手洗い、休憩処や登山道を含め、とにかく整備が行き届いていて、新しい道の開拓も期待されています。
お隣の小町山や朝日峠と同じく、今後あらたな道ができるかもしれませんが、今回は2023年5月現在の状態をもとにご紹介していきます!
それぞれのコース名、登山口や駐車場、所要時間は案内板やガイドマップの情報をもとに、コースの特徴については実際に歩いてみて感じた筆者の感想をもとにお伝えしていきます(^^)
宝篋山小田休憩所を起点とした3つのコース
①極楽寺コース
数ある宝篋山の登山道のなかでも特に人気で、定番コースとして知られている極楽寺コース!
起点は宝篋山小田休憩所からで、長閑な田園風景のなかを行き登山道に入り、小川沿いやちょっとした岩場などを登って山頂を目指します。
極楽寺コースの標準タイムは、登り約1時間45分、下り約1時間10分、3kmほどの道のり。
ややきつい登りもありますが、登山道の様子がころころと変わり、飽きさせないコースで子供と一緒の登山にもおすすめです♪
初めて宝篋山を登るという方に、まずチャレンジしてみてほしいコースです(^^)
\宝篋山・極楽寺コースのもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
②小田城コース
宝篋山登山25回目の筆者の感覚でしかありませんが、小田城コースは極楽寺コースに次いで2番目に人気(人通りがある)の登山道!
小田休憩所の駐車場の奥に登山口があり、距離は3.2km、山頂までの所要目安時間は登り2時間・下り1時間20分とされています。
コースの特徴としては、極楽寺コースが最短でザクザクと標高をあげていくのに対し、小田城コースは緩やかにぐるぐると標高をあげていく感じです。
急登がないわけではないですが、登山口からすぐの短い岩場と、山頂手前くらいからのみで、それ以外は木々に囲まれた緩やかな道を行きます。
そんなコースの特徴もあってか、トレラン愛好者の方にも人気のようで、山道を駆けていくランナーの方を数多く見かけます(^^)
登山道は木々に囲まれていてなかなか眺望を得られませんが、コース内の各所に展望所があり、極楽寺コースよりも景色を楽しめるスポットは多いです!
コースの大半が木陰に覆われているので、夏の暑い日なんかにもオススメのコースですよ♪
\宝篋山・小田城コースのもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
③常願寺コース
純粋な登山道の長さでは、主要6コースのなかでいちばん長い常願寺コース!(※起点となる場所から登山道までの距離を含めると新寺コースがいちばん長いです)
距離は約4kmで、標準目安タイムは登り約2時間10分、下りが約1時間50分です。
他に比べると距離は少し長めですが、登山初心者でもチャレンジでき、沢沿いや小滝、木々に抱かれた道を行き、変化に富んだ道のりを楽しめます♪
尖浅間山を経由できる道があるほか、お隣の小町山へも続いてる東城寺コースへの分岐もあるので、体力に合わせて様々な楽しみがあるコースです(^^)
\宝篋山・常願寺コースのもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
大池公園を起点とした3つのコース
④山口コース(1)
極楽寺コースや小田城コースなどの起点となる宝篋山小田休憩所に比べると、ややマイナーな印象がぬぐえない大池公園を起点とした3つのコース。
というのも、コース自体はいい道なのですが、起点となる大池公園から登山口へのアクセス面が、宝篋山小田休憩所に比べると少しだけ不便(遠い)なのです。
とはいえ、こちらの3つのコースにもそれぞれ異なる良さがあり、なかでも山口コース(1)は大池公園を起点としたコースの中では1番人気(人通りがある)の登山道!
起点となる大池公園から山口コース(1)へは1.5kmほどあり、登山道に辿り着いてから山頂までも約3kmあります。
こちらのコースにおいては、現地に設置されている案内板の標識とホームページで紹介されている案内が異なるのですが、前者の距離は約4.5km、後者は3.5km。
目安の標準コースタイムは登りが約2時間、下りが1時間 20 分です。
登山道はたまに急登もありますが大半は緩やかな登りで、岩の群生や沢の景観、四季折々の木々や花を楽しめる雑木林など、森林浴を満喫しながら歩ける気持ちのいい道です。
大池公園を起点とする3つのコースの中では一番歩きやすい道なので、ぜひ登ってみて下さいね♪
\宝篋山・山口コース(1)のもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
⑤山口コース(2)
山口コース(1)の登山道の途中から分岐する、山口コース(2)!
駐車場や起点も山口コース(1)と同じで、登山道に入ってからほどなくして分岐の看板が出てきます。
距離は約2kmで、標準の目安タイムは登りが約1時間30分、下りが約1時間です(山口コース(1)の分岐より)。
分岐後すぐに沢をこえ、その先は雑木林を行き、まずは新寺コースと合流、その後に小田城コースと合流して山頂へと続きます。
小田城コースと合流するまでほぼ景観のない登山道ですが、より自然を身近に感じられるコースとなっているので、森林欲を目一杯楽しみたい方にオススメですよ(^^)
\宝篋山・山口コース(2)のもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
⑥新寺コース
山口コース(1)・(2)と同じく、北条大池が起点の新寺コース!
こちらのコースの一番難しい点を先にあげると、なんといってもそれは登山口。山口コース(1)・(2)に比べ、途中で看板が消えてしまい、初めての方がスムーズにたどり着くのは難しいかと思います。
現地に設置されている看板の案内によると、そんな難しい登山口までの道のりは大池公園から約2km、登山口から山頂までが約2.1km。標準の目安タイムは登りが約2時間、下りが約1時間20分。
登山口から細くて左右に傾斜のある野性味あふれた道を1,2kmほど進むと、山口コース(2)に合流し、その後は小田城コースに合流して山頂へと至ります。
大池公園を起点とする3つのコースのなかでは、1番人通りが少ない道ですが、その分マイペースでゆっくりと歩けるかと思うので、ぜひチャレンジしてみて下さいね♪
\宝篋山・新寺コースのもっと詳しい紹介記事はこちらからどうぞ♪/
おわりに
宝篋山2023の、主要全6コースの紹介はいかがだったでしょうか?
1度登ってしまえば勝手が判りますが、初めての登山口やコースにチャレンジする際には細かな不明点がたくさん出てくるものですよね(>_<)
宝篋山の全コースを登り、更に今も宝篋山を登り続けている筆者の感想としては、どのコースもそれぞれ趣が異なっていて、楽しみながら登れます!
宝篋山でのステップアップ登山をお考えの方は、まずは宝篋山小田休憩所を起点とするコースを制覇、その次は大池公園を起点とするコースを山口コース(1)→山口コース(2)→新寺コースと登っていくと、判りやすく登りやすいかと思います♪
これからもコンスタントに宝篋山を登っていこうと思うので、また新情報や詳細情報をお伝えしていきまーす(^^)/
\茨城県には魅力的な山がいっぱい!筆者が実際に登った県内の登山レポはこちらから♪/
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