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マップ付き!茨城県側・鶏足山登山口からアクセスする「焼森山ミツマタ群生地」


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2023年も満開・見ごろを迎えた、妖精の森「焼森山ミツマタ群生地」

臨時のシャトルバスなども運行されている栃木県側から訪れる人が多いですが、焼森山ミツマタ群生地には茨城県側からもアクセスできます!

無料駐車場にくわえ、臨時駐車場(無料)もいくつかあり、バス代もかからず混雑回避にもぴったり(*´▽`*)

今回は茨城県側・鶏足山登山口から目指す「焼森山ミツマタ群生地」のコース詳細を、マップ&写真付きで詳しくお伝えしていきます(^^)/

\2023年の焼森山ミツマタ群生地も見ごろを迎えました!現地の様子はコチラから♪/

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焼森山ミツマタ群生地って、どんなところ?

焼森山は栃木県と茨城県の県境に位置する、標高423mの山です。

その山麓の小さな谷の、7,000平方メートルの斜面に約7,500本のミツマタが群生しています。

その年の天候により異なりますが、開花時期は例年3月中旬~4月中旬で、遊歩道や斜面を覆うように咲き誇る幻想的なミツマタを楽しめます。

その美しさから「妖精の森」とも呼ばれるようになり、2021年の開花期には約1万3,000人が訪れるほどの人気スポットに(☆∀☆)

2023年も3月17日に満開の発表がされたので、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょう(^^)?

焼森山・ミツマタ群生地の場所▼

マップ付き!茨城県側・鶏足山登山口から向かう焼森山ミツマタ群生地

冒頭でも触れましたが、焼森山ミツマタ群生地へは栃木県側からシャトルバスを利用される方が多いです。

このシーズンだけの臨時便が出ているほか、バスの時間も1時間に3,4本ほどあり、気軽に訪れられます。

ただアクセスが便利な分、やはりそれなりの混雑があります(>_<)

このシーズンは最寄りの駐車場が閉鎖されているため、栃木県側からアクセスする際はバスを使うか山道を含む7,8kmを歩くかといった感じです。

そこで、なるべく混雑も避けたいし、バスの利用も避けたいという方にオススメなのが、茨城県側・鶏足山登山口からアクセスするコース

鶏足山の登山道を登っていき、焼森山と鶏足山を結ぶ尾根道の途中でミツマタ群生地方面へと向かいます。

山頂手前にミツマタの小径方面への分岐があるので、鶏足山の頂上まで行っても良しですし、行かずでも良しです(*´▽`*)

マップ付きで判りやすくご紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さい!下記の順に沿って、通過ポイントや目印と共にコースの詳細をお伝えしていきます▼

①鶏足山駐車場②赤澤富士登山口分岐③鶏足山登山口ファミリーコース入口④弛み峠(焼森山・鶏足山分岐)⑤ミツマタの小径分岐⑥ミツマタ第2群生地⑦ミツマタ第1群生地

①鶏足山駐車場

今回のスタート地点は鶏足山駐車場から!茨城県の城里町上赤沢にある無料駐車場で、約18台ほど停められます。

こちら以外にもこのシーズンには臨時駐車場が2つほど設けられている他、駐車場周辺の空いているスペースに停めている方も多く、かなりの台数が停められます。

お手洗いや水飲みがあるほか、道路を渡った先には自動販売機、野菜の直売所などもあって、登山前後の拠点にピッタリです♪

ウォシュレット付きの綺麗なお手洗いで、ありがたいです!

まずはここからトイレ前を横切り、駐車場横の舗装道を山方面へと向けて出発しましょう(^^)/

鶏足山駐車場の場所▼

②赤澤富士登山口分岐

舗装道を道なりに歩いていくと、すぐに赤澤富士登山口と鶏足山登山口への分岐が出てきます。

右の急登を行くと約20~30分ほどで赤澤富士ですが、今回は鶏足山登山口方面(左の道)へ進みます。

まだまだ舗装道が続くので、木々に囲まれた気持ちのいい道を歩いていきましょう♪

③鶏足山登山口ファミリーコース入口

鶏足山の看板に従って舗装道を進んでいくと、登山口にいちばん近い臨時駐車場が出てきて、そのすぐ先に鶏足山・焼森山の中尾根コース登山口が見えてきます。

(左)臨時駐車場(右)鶏足山・焼森山の中尾根コース登山口

こちらからでも鶏足山登山道にあるミツマタ小径分岐に行けますが、今回は焼森山を経由せず最短のコースで向かいます(^^)

中尾根コース登山口を過ぎ、駐車場から1,000m地点の看板を通過し、少し舗装道を登っていくと左手側に鶏足山登山口 ファミリーコース入口が出てきます。

今回はここから鶏足山登山道に入り、ミツマタ群生地を目指していきましょう(^^)/

④弛み峠(焼森山・鶏足山分岐)

ここからは、いよいよ登山道となります!ぐるぐると折り返しながら、一気に標高をあげていきます。

登り続きではありますが、足元は比較的整っていて、道幅もそれなりにあるのでサクサク登っていけるかと思います(^^)

息子(年長)もハイペースでサクサク登れました!

藤井川の源流をこえ、地蔵岩を過ぎると、尾根道が見えてきます。

この登りを終えて、尾根に出たところが弛み峠です!

この弛み峠は、焼森山方面と鶏足山方面へと向かう分岐にもなっています。

現在地部分が弛み峠!登ってきたファミリーコースは下の破線部分

20分ほどで焼森山頂上へも行けますが、今回はミツマタが目的なので焼森山方面へは行かず鶏足山方面(来た道を背に右)へ♪

ここから次のミツマタ小径分岐までは急な登りもなく、足場の整っているので楽に歩けるかと思います(*´▽`*)

⑤ミツマタの小径分岐

尾根道を進んでいくと、鶏足山頂上の手前にミツマタの小径への分岐が出てきます!

「ミツマタの小径」と書かれた石標やマップも設置されているので、意識さえしていれば初めての方でも判りやすい入口です。

鶏足山登山道のミツマタの小径分岐に立っているマップ

ここからしばらく、ゆるゆると長い下り道を歩いていきます。

下っていくと、T字路のようなポイントに出ます。弛み峠を示す看板やマップは設置されているものの、ミツマタ群生地を示す看板はないのでここで少し迷われている方が散見されました。

ここは弛み峠を背に右へ進みます

左は登りで右は下りとなっているので、まだ下っていきましょう(^^)/

雨降りの翌日だったこともあり、水が川のように流れている箇所も多く、少し歩きにくかったです。

雨の日や雨が降った直後などは注意が必要です!

ここを通過したらミツマタ群生地まであと少しなので、頑張って歩いていきましょう♪

⑥ミツマタ第2群生地

下りを終えると平坦な道に出て、道なりに歩いて行くとすぐにミツマタ第2群生地が見えてきます!

道の両脇にミツマタが咲いていて、場所によってはミツマタがトンネルのように咲き誇っていて、とっても綺麗でした(☆∀☆)

第1群生地に比べると規模も小さくミツマタも少ないですが、そのぶん人も少ないのでじっくりと観賞や撮影が楽しめますよ♪

⑦ミツマタ第1群生地

第2群生地を過ぎ、焼森山雷神神社(雷神穴)を通過して、更に道を下っていくとすぐにミツマタ広場が見えてきます!

マップの現在地部分(焼森山 雷神神社)

雷神神社を過ぎるとすぐにミツマタ広場&ミツマタ第1群生地

ミツマタ第1群生地の入口は、広場のすぐ目の前♪

入口前の受付で保全協力金300円お支払いしてから、ミツマタ第1群生地の遊歩道へと入場します。

PayPayもありますが、山の中で電波がほぼ入らずなのでご注意ください

第2群生地よりもかなり規模が大きく、斜面はミツマタでいっぱい(☆∀☆)

黄色い可愛いお花といい香りに包まれた道は、まさに妖精の森という名前にふさわしく幻想的でした♡

遊歩道は一方通行ということもあり、写真撮影をされている方で混み合うスポットもありますが、基本的にはスムーズに観賞できました♪

遊歩道は群生地をぐるりと一周するようになっていて、上から眺めたり下から見上げたりしながら、様々な角度でミツマタを楽しめます!

ぐるりと巡ったら、受付の少し奥が出口となっていて、再びミツマタ広場に。

ミツマタ広場にはイスやお手洗いが設置されていて、多くの方が休まれていっていました(*´▽`*)

筆者たちもここでお昼休憩をとり、その後は再び元来た道を戻って、鶏足山頂上まで行ってから下山しました♪

今回ご紹介したコース以外にも、周回で楽しめたり焼森山登山口から目指したりなど、様々なコースで楽しめるのでぜひお好きなルートで巡ってみてくださいね(^^)/

\鶏足山・焼森山・赤沢富士を巡る登山記事紹介はこちらから♪/

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おわりに

茨城県側・鶏足山登山口からアクセスする、「焼森山ミツマタ群生地」のコース紹介はいかがだったでしょうか?

混雑回避やバスの利用を避けたい方、ハイキングとセットで楽しみたい方にとってもオススメなコースです!

見ごろを迎えたばかりで、例年4月中旬まで綺麗なミツマタを楽しめるとのことなので、ぜひ焼森山ミツマタ群生地に足を運んでみて下さいね♪

\合わせて読みたい!鶏足山の登山記事の紹介はこちらから♪/

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※ご紹介している記事内容は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
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