One Access

お出かけや旅行、グルメや文化など、幅広くご紹介♪

酒と観光と銭湯の沿線ラン!ひたちなか海浜鉄道湊線編【茨城】《Vol.8》


Instagram

東京での全7編の沿線ランを終え、次に選んだ路線は茨城県ひたちなか市を走る「ひたちなか海浜鉄道湊線」

勝田駅~阿字ヶ浦駅を結んでいて、全11の駅があります(*´▽`*)

今回もこれまでのシリーズと同様、線路を追って走って、沿線のグルメや観光情報、オススメの銭湯や至福の一杯についてご紹介していきます(^^)/

↓↓都内の沿線ラン最新記事!「山手線1周」編はコチラから↓↓

www.one-access.work

www.one-access.work

「ひたちなか海浜鉄道湊線」って、どんな路線?

ひたちなか嘉賓鉄道は、茨城県ひたちなか市を走るローカル電車です。

勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅を運行し、その路線距離は14.3km

沿線近くには、那珂湊おさかな市場アクアワールド大洗水族館国営ひたち海浜公園などがあり、ひたちなか市観光の重要な交通網の一つです。

那珂湊おさかな市場
(左)アクアワールド大洗の大水槽(右)ひたち海浜公園の紅葉コキア

車窓からは海や田園地帯をはじめとした長閑な景色を楽しむこともでき、ゆったりとしたローカル電車の旅を楽しめます。

↓↓国営ひたち海浜公園の紅葉コキア(コキアカーニバル)の記事はコチラから↓↓

www.one-access.work

www.one-access.work

海と田園風景に癒される!ひたちなか海浜鉄道湊線を走ろう

というわけで、「ひたちなか海浜鉄道湊線」に沿ってランしていきたいと思います!

都内以外の沿線ランは初めてなので、ワクワク&ドキドキ!

今回は勝田駅をスタート地点とし、途中駅(9駅)すべてを経由し、阿字ヶ浦駅をゴールとします♪

土地勘やその地のことなどまだまだ判らないことだらけですが、そういった面も含めて楽しんで走っていきたいと思います(^^)/

◆「ひたちなか海浜鉄道湊線」沿線ランの基本情報◆
路線名:ひたちなか海浜鉄道湊線
路線距離:14.3km(※路線距離であり、実際に走る距離とは異なります)
通過駅数:全11駅(起終点駅を含む)
起終点駅:勝田駅/阿字ヶ浦駅
通過駅:勝田/工機前/金上/中根/高田の鉄橋/那珂湊/殿山/平磯/美乃浜学園/磯崎/阿字ヶ浦
公式HPひたちなか海浜鉄道株式会社

①勝田駅

今回のスタート地点「勝田駅」

勝田駅はJRとひたちなか海浜鉄道の共同駅となっていきて、改札も同じです。

人気観光スポット「国営ひたち海浜公園」行きのバスが出ていることもあってか、多くの人で賑わいを見せていました。

大きな看板を持って国営ひたち海浜公園行のバス乗り場を案内するスタッフさん

ロックインジャパンフェスティバルが開催される街としても知られていて、駅前には「ROCK」という立派なオブジェも!

毎年1月に行われる「勝田全国マラソン」でも有名とのことで、マラソン通りなんていう名前の道路なんかもあり、なんだか走り出す前から気分が上がります(*´▽`*)

勝田駅の場所▼

勝田駅の観光情報!

サザコーヒー本店

駅から徒歩10分の距離に茨城発祥のコーヒー屋「サザコーヒー本店」

サザコーヒー本店

ラン前にサクッとモーニングを楽しんでいきたい方は、勝田駅前にもお店があるので気軽に立ち寄っていけますよ♪

勝田駅前のサザコーヒー

サザコーヒー本店の場所▼

黒澤醤油店

「黒澤醤油店」は勝田駅から車で10分とやや遠めなのですが、地元で有名なお醤油の醸造元!

こだわりの醤油はもちろんのこと、コクが半端ない醤油ソフト醤油プリンなどのスイーツも♡

しょうゆソフト350円/しょうゆプリン324円(テイクアウト料金)

お時間や体力に余裕がある方はぜひ寄ってみて下さいね♪

黒澤醤油店の場所▼

②工機前駅

勝田駅から線路に沿って1kmちょっとで到着できる「工機前駅」

もとは日立工機(当時)の専用駅だったそうですが、1998年12月8日より一般の方も利用できるようになったとのこと♪

可愛いデザインの駅名標も忘れずにチェックしてみて下さいね(*´▽`*)

工機前駅の場所▼

③金上駅

工機前駅から線路を追って1,4kmほど走ると「金上駅」に到着♪

「金上」=「金運を上げる」とされていて、縁起のいい駅名とのこと(☆∀☆)

また、勝田から金上駅までの切符は縁起のいい切符として人気で、「縁起きっぷ」勝田駅那珂湊駅で販売されていますよ(^^)

金上駅の場所▼

金上駅の観光情報!

グレートリーフ

こちらでぜひ立ち寄っておきたいのが、駅から徒歩2分の距離にある「グレートリーフ」

ケーキや焼き菓子などを中心とした洋菓子店で、ひたちなか海浜鉄道開業5周年を記念したコラボスイーツなんかも販売されています♪

干しいもパウンド(180円)と芋レーヌ(180円)

これからまだまだ長い道のりなので、甘いものでパワー補充していくのもオススメですよ(*´▽`*)

グレートリーフの場所▼

④中根駅

金上駅から「中根駅」までは3,5kmほど!

この区間は線路のすぐ横を走れないところも多く、まずは大通りを走り、そこから住宅街へ。

こんなにたくさんの、さつまいも(☆∀☆)

住宅街のさつまいも畑を抜けると、ようやく線路が見えてきます。

ここからは気持ちのいい田園風景に!

広々とした田園のなかを走っていくひたちなか海浜鉄道は、なんともローカル路線らしく、その長閑さに癒されます♪

田園風景にぽつんと佇む中根駅は秘境駅としても人気とのことです(*´▽`*)

中根駅の場所▼

⑤高田の鉄橋駅

中根駅から高田の鉄橋駅は3.7kmほど!

中根駅と高田の鉄橋駅までの道のりは今回の沿線上では一番好きで、特に高田の鉄橋駅までは未舗装路が多く、走っていてすごく楽しかったです♪

木々のトンネルの道をこえ、高速の高架橋をくぐり、線路を真横に走っていきます。

途中から線路と並走できなくなり、一度線路沿いから離れ竹林の道へ。

この竹林の道もなんだか風情があって、とってもいい雰囲気でした♡

竹林を抜けると住宅街に出て、再び線路沿いへと向かって坂道を下ります。

ここから再び未舗装路になり、ススキとひたちなか海浜鉄道のコラボレーションのなかをランニング♪

舗装路に出ると、ほどなくして中丸川橋梁こと高田の鉄橋が見えてきて、そのすぐ下が「高田の鉄橋駅」です(^^)

鉄橋の正式名称は「中丸川橋梁」ですが、古くから地元の方に「高田の鉄橋」と呼ばれて親しまれてきたため、そのまま駅名になったそうです(*^-^*)

高田の鉄道駅の場所▼

⑥那珂湊駅

高田の鉄橋駅から「那珂湊駅」までは、線路と住宅の間の道を1,6kmほど。

湊線のメインステーションでもある那珂湊駅は構内も広く、駅舎は1913年の開業当時からの姿がそのまま残されています。

待合室ではイベントも開催されていました!

趣のある木造の駅舎は数々の映画やドラマ、CMのロケなどにも使われ、「関東の駅100選」にも選ばれています(^^)

メインステーションなだけあり、駅周辺には観光スポットが点在しているので要チェックです!

那珂湊駅の場所▼

那珂湊駅の観光情報

那珂湊おさかな市場

那珂湊の大人気観光スポットといえば、やはり「那珂湊おさかな市場」

那珂湊駅から徒歩10分ほどでアクセスすることができ、鮮度抜群の魚介類やこだわりの海鮮料理を楽しめます。

筆者も「美味しい海鮮丼を♡」と思い、行ってみたのですが、13時半過ぎでもすごい混みようΣ(・ω・ノ)ノ!

場内は多くの人で賑わっていて、どのお店にも長い列が(;^_^A

周辺道路では渋滞も起きていてかなり混雑の様子!

こんなに混んでいるとは思わず、事前調査不足ということで今回は諦めることに(>_<)

那珂湊おさかな市場に行かれる際は、お時間に余裕を持って訪れることをおすすめします!

那珂湊おさかな市場の場所▼

湊公園

水戸藩2代藩主・徳川光圀の別荘跡として知られる「湊公園」

こちらも那珂湊駅から徒歩10分ほどでアクセスできます。

園内にある樹齢300年以上の松は市の天然記念物に指定されていて、光圀が兵庫県須磨明石より取寄せたものと伝えられています。

那珂湊の海や町を見渡せる気持ちのいい公園なので、休憩がてらにぜひ寄ってみて下さいね♪

湊公園の場所▼

那珂湊反射炉跡

那珂湊駅から徒歩7分ほどの距離にある「那珂湊反射炉跡」

水戸藩9代藩主の徳川斉昭が大砲鋳造のために建設した反射炉の跡地で、現在は昭和12年(1937)に復元された反射炉を見学することができます。

水戸藩の先進性がうかがえる史跡で、立派な反射炉は一見の価値があります(^^)

那珂湊反射炉跡の場所▼

あべ川 木内

那珂湊反射炉跡からもほど近く、那珂湊駅から徒歩5分でアクセスできる「あべ川 木内」

一見きなこ餅のように見えますが、お米ではなく小麦粉生地を型に入れて焼いた、あべ川です。

注文してから焼いてくれるので、出来立てのホカホカアツアツを頂けます♡

黒蜜ダレときな粉がたっぷりとまぶされていて、どこかほっこりとする優しい味わい(*´▽`*)

1本80円で、好きな本数をバラで頼むことができるので、休憩がてらに気軽に食べられますよ♪

あべ川 木内の場所▼

アクアワールド茨城県大洗水族館

すぐお隣の大洗の人気観光スポット「アクアワールド茨城県大洗水族館」

那珂湊駅から1.7㎞の場所にあり、路線バスで約7分、タクシーなら900円ちょっとほど♪

徒歩ですと25分ほどかかりますが、那珂湊駅には電動レンタサイクル(1日1,000円)もあるので、海沿いのサイクリングを楽しみながら向かうのもオススメですよ(^^)

↓↓「アクアワールド茨城県大洗水族館」の記事はコチラから↓↓

www.one-access.work

アクアワール茨城県大洗水族館の場所▼

⑦殿山駅

那珂湊駅から「殿山駅」までは2,2kmほど!

途中から線路沿いを走ることができなくなり、スマホのナビを使って住宅街を抜けて駅へ。

こちらでは、水戸藩9代藩主・徳川斉昭が選定した水戸八景の一つ「水門帰帆」に寄りたかったのですが、進行方向と逆向き(勝田・那珂湊方面)に少し戻らなくてはいけないことと、駅から徒歩約12分かかるとのことで断念。

秋ということもあり、日暮れの早さも感じられ、次の駅を目指すことに(>_<)

殿山駅の場所▼

⑧平磯駅

殿山駅から「平磯駅」までは約2,2km!

遠くに海を見ながら、再び住宅街のなかを走っていくと到着です(^^)

平磯駅の場所▼

平磯駅の観光情報

平磯海水浴場

駅から約750m、徒歩8分ほどでアクセスできる「平磯海水浴場」

防波堤に囲まれている海水浴場で、シーズン中は多くの人で賑わうとのこと♪

平磯海水浴場のシンボル「クジラの大ちゃん」も♡

住宅街を抜ける道が続いていたので、線路沿いを離れて少しだけ海沿いをランするのもオススメですよ(^^)

平磯海水浴場の場所▼

⑨美乃浜学園駅

少し海沿いを走り、その後は再び住宅街を走り抜けます!

平磯駅から美乃浜学園駅は約2,9kmとのことですが、距離以上に長く感じられました(゚д゚)!

住宅街を抜けると、真っすぐにずーっと伸びる道路を行き、やがて畑に。

筆者のナビがおかしいのでしょうか、駅へのアクセスが畑側の道しか案内されず、学校側の道は行き止まりという表示に。

初めての場所だったので、素直にナビに従って遠回りして農道をランしていくとようやく駅が!

畑側は全面壁にΣ(゚д゚lll)ガーンやっぱり、行き止まりやないかい!!

…という結果に。よくよく考えると、ひたちなか市立小中一貫校「美乃浜学園」のアクセス駅として開業したのに畑側からしかアクセスできないなんておかしい話ですもんね(T_T)

駅を正面から見てみたかったですが、夕焼けが近づいてきているので、次の駅へ向かうことに。

筆者のように土地勘のない方が走られる際にはご注意を!(笑)

美乃浜学園駅の場所▼

⑩磯崎駅

美乃浜学園駅から磯崎駅は1.3kmほど!

前駅で駅入り口を間違ってしまったので、まずは農道を抜けて舗装道に。

舗装道以降は畑と住宅にはさまれた道を進み、あっという間に「磯崎駅」に到着です♪

磯崎駅の場所▼

磯崎駅の観光情報

中世代白亜紀層

磯崎駅周辺でチェックしておきたいのが「中世代白亜紀層」

筆者もとても気になっていたのですが、例のごとく時間に押され、立ち寄ることができず…。

中生代白亜紀の岩礁でアンモナイトなどの化石も発見されているとのことで、近いうちに改めて訪れてみたいと思います(^^)/

中生代白亜紀層の場所▼

⑪阿字ヶ浦駅

ひたちなか海浜鉄道湊線ラン、いよいよ最後の駅「阿字ヶ浦駅」へ!

磯崎駅からは約1,3kmと近く、住宅街とさつまいも畑のなかを走っていくとあっという間にゴール♪

沿線の観光スポットが想像以上に見どころ豊富で、すっかり日暮れ手前に。

あれこれ立ち寄りましたが、今回の走った距離は路線距離14.3kmに対して21.4km

最後の最後まで観光を楽しんで、その後はお待ちかねの銭湯とお酒タイムを堪能したいと思います(≧▽≦)

阿字ヶ浦駅の場所▼

阿字ヶ浦駅の観光情報

鉄道神社

阿字ヶ浦駅でぜひ見ておきたいのが、構内にある「鉄道神社」

引退車両キハ222を祀った全国でも珍しい神社です。

鉄道ファンの方や詳しい方は、特に要チェックです(^^)/

ほしいも神社

阿字ヶ浦駅から約50m、徒歩3分の距離にある「ほしいも神社」

干しいもの生産量日本一を誇るひたちなか市にピッタリの神社で、なんでもこちらの神社でお願いすると「ほしいものはすべて手に入る」とのこと(☆∀☆)

黄金の鳥居や、休憩所には干しいもの自動販売機があるなど、見どころも豊富♪

阿字ヶ浦駅からすぐ近くなので、ぜひ参拝してみて下さいね♪

ほしいも神社の場所▼

ゴール後の至福タイム!「阿字ヶ浦温泉のぞみ」で温泉&お酒を♡

茨城県での初の沿線ランを無事に終え、至福の温泉&お酒スポットに選んだのは「阿字ヶ浦温泉のぞみ」

阿字ヶ浦駅からも徒歩5分という近さ(☆∀☆)

太平洋を一望できるオーシャンビューの立ち寄り温泉施設で、入口階段横の地下1,504mより湧き出ている天然の温泉を楽しめます。

温泉以外の施設も充実していて、新鮮な海鮮料理が食べられるお食事処やリラクゼーション、漫画が置かれた広々とした休憩スペースなどもあり、ラン後の疲れを癒すのにピッタリ♪

38度のぬる湯から42度のあつ湯まで全13種類(そのうち露天風呂は8つ!)の温泉で、疲れをじっくりと癒してサッパリしたあとはお待ちかねのお酒タイム♡

魚介類や新鮮な海鮮を使ったメニューが豊富なお食事処で、お刺身とお決まりのレモンサワーを(*´▽`*)

く~っ!生き返る~!!!!このために走ってきたといっても過言ではない至福の瞬間です♡

その後、牡蠣のガーリックオイル炒めやワインなども追加し、幸せなひとときを堪能♪

今回も楽しい沿線ランを満喫できました(^^)

↓↓「阿字ヶ浦温泉のぞみ」の詳しい記事はコチラから↓↓

www.one-access.work

阿字ヶ浦温泉のぞみの場所▼

おわりに

茨城県では初となる沿線ラン、「ひたちなか海浜鉄道湊線」のご紹介はいかがだったでしょうか?

茨城県に転勤してきてまだ半年程かつ、ひたちなか市の土地勘が全くなかったこともあり、少し不安もありましたがとても充実した沿線ランを楽しめました!

思いのほか時間が押してしまって巡れなかったところがあったほか、走ってみて新たに気になるお店やスポットもたくさんあったので、周辺のことをもっと知ってからぜひまた走ってみたいと思います(^^)/

沿線ラン以外にも、まだまだ茨城県の山や散策、ランニングスポットなどを調べて楽しんでいきたいと思うので、ぜひこれからも読んで頂けると幸いです♪

※ご紹介している記事内容は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページや該当スポットに直接お問い合わせください。
※記事内で使われている写真の無断使用や掲載はご遠慮ください。