先日、念願の山手線1周ラン(沿線ランVOl.7)をしていた時にたまたま見つけた「おばけトンネル」!
当ブログの編集長と違い、筆者のSa-Riは「心霊現象」や「お化け」といった類が大の苦手なのでスルーしたのですが…『やっぱり気になる』と思い足を止めたのが出会い(?)の始まり。
今回は品川区にあるちょっと変わったトンネル「おばけトンネル」についてご紹介していきます(^^)/
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品川の「お化けトンネル」とは?
今回ご紹介する「おばけトンネル」は、品川区・高輪ゲートウェイ駅のすぐ近くにあります。
「おばけトンネル」は通称で、こちらの呼び名以外にも「行燈殺しのガード」や「首曲がりトンネル」など、ちょっと変わった名前で呼ばれています。
そんな不思議なトンネルの本当の名称は「高輪橋架道橋」。泉岳寺駅・高輪ゲートウェイ駅方面と、品川駅・田町駅・芝浦運河・千代田スバック方面を結ぶトンネルです。
以前は車も通れたのですが、現在は高輪ゲートウェイ駅周辺の工事の関係で人や自転車(降車して)のみ通行可能となっています。
いずれ、新しい道路に生まれ変わるとのことなので、人や自転車が通れるのもあと少しかもしれません。
不思議な名前で呼ばれる「おばけトンネル」の正体は?
「行燈殺し」「首曲がり」など、なんだか怖いことを連想してしまう名前ばかりの「おばけトンネル」。
筆者も通り際に張り紙が目に入った時はとっさに『お化けが出るんじゃ…』と考え、歩きの速度を速めたほど。
『でも、ちょっと待てよ』と思い、スマホで「お化けトンネル 高輪ゲートウェイ駅」と検索してみると、「行燈殺し」や「首曲がり」という名前がポンポンと出てきました。
夜道を行燈を持って歩いていた人が殺されて、その人の霊が首を変な向きに曲げて度々あらわれることから「お化けトンネル」って呼ばれてるんだ…(''Д'')
と、怖がりな筆者は一瞬でここまでストーリーが浮かんできました(笑)ですが、しっかりと読んでみると、どうやらそうではないらしい!
トンネルの天井があまりに低いことから、タクシーの行燈(天井に付いてるライト)が擦れて壊れてしまったり、首を曲げないと通れないほどトンネルの天井が低いということからそう呼ばれているとのこと!
なんと(゚д゚)!
入口前や途中にも警備員さんがたくさん立っているし、『これは大丈夫だろう!』と判断♪さっそく歩いてきたので、おばけトンネルの様子をご紹介していきます(^^)/
その高さ約170cm!品川の「おばけトンネル」を歩こう
ということで、さっそく歩いて行きたいと思います!
高輪ゲートウェイ駅から品川駅・田町駅方面へと向かって、ゲートに囲まれた道を進んでいくと、いよいよおばけトンネルの入り口に到着!
低っΣ(・ω・ノ)ノ!
想像以上に低く、警備員さんに聞こえるような声で思わす「低っ!」と言ってしまったほど(;^_^A
天井が低く、暗くて怖い雰囲気にも思えますが、入口にも出口にも警備員さんが立っていてくれていますし、おもいのほか人通りもあるので、怖がりの筆者も安心して歩くことができました(*´▽`*)
トンネルの距離もそう長くなく、天井の低さとその独特な雰囲気を堪能しながらじっくり歩けます。
高さ約170cmとのことですが、筆者は身長150cmほどなので残念ながら首を曲げる必要はありませんでした。
ですが、なんとなく首を引っ込めたくなるような上からの威圧感みたいなものがあり、物理的に頭が届くわけではないのですが、地面が盛り上がっているところなんかは少し肩をすくめてしまいます!
通行中、特に男性の方なんかはやはり首を曲げ気味に通行されていました。
こんなトンネルがあったなんて知りませんでした!山手線1周ラン宙に予期せず珍百景に出会えて、なんだか得した気分(*´▽`*)
他にはあまりない珍しいトンネルなので、機会があったらぜひ通行してみて下さいね♪
おわりに
高輪ゲートウェイ駅近くの「おばけトンネル」のご紹介はいかがだったでしょうか?
「行燈殺しのガード」や「首曲がりトンネル」など、ちょっと怖そうな名前で親しまれているトンネルですが、その正体を知ったら安心です♪
高輪ゲートウェイ駅周辺の工事を終える頃にはこのトンネルも無くなり、新しい道路として生まれ変わるとのことなので、この機会にぜひ歩いてみて下さいね(^^)
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