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アイヌの歴史や文化を体験!ウポポイの見どころ&楽しみ方【北海道・白老町】


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イランカラプテ~!北海道十勝在住ライターのシナモンです\(^^)/

2020年7月に、北海道白老町にオープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」に行ってきました!

ずっと気になっていた施設でしたが、コロナウィルス感染症の流行などでなかなか行けず、今回ようやく訪れることができました(´艸`*)

ウポポイは一体どんな施設なのか、またどんなことができて楽しめるのか、さっそくお伝えしていきます♪

ウポポイって、どんなところ?

ウポポイは(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化の復興・創造などの拠点として、2020年7月に北海道白老町にオープンしました。

アイヌは、独自の言語、文化、歴史を有する先住民です。かつては、本州北部や北海道、樺太や千島列島に住み、狩猟・漁撈・採集・農耕・周辺民族との交易を生業としていました。

各地にコタンというコミュニティーを形成して暮らしていましたが、日本の近代化の過程で、母国語であるアイヌ語や民族の基層をなす文化の継承が危機に瀕しています。

この貴重なアイヌ文化の復興と発展をめざし、先住民族の尊厳を尊重して差別のない多様で豊かな文化を持つ、活力ある社会を築いていくための象徴となる空間がウポポイです。

アイヌの歴史や文化を学べるのはもちろんのこと、アイヌのグルメや遊び、古式舞踊の上演など、多くの体験と共に楽しみながらアイヌについて知ることができますよ(^^)

◆「ウポポイ(民族共生象徴空間)」の基本情報◆
住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3番2号

営業時間(令和5年度)
2023年4月1日~ 2023年4月28日
:9時00分~18時00分
2023年4月29日~ 2023年5月7日
: 9時00分~20時00分
2023年5月8日~ 2023年6月30日
:平日 9時00分~18時00分/土日祝 9時00分~20時00分
2023年9月1日~ 2023年9月30日
:平日 9時00分~18時00分/土日祝 9時00分~20時00分
2023年7月1日~ 2023年8月31日: 9時00分〜20時00分
2023年10月1日~ 2023年10月31日
:9時00分〜18時00分
2023年11月1日~ 2024年3月31日:
9時00分〜17時00分
※入園できる時間は閉園時間の1時間前までです。
※博物館へ入館できる時間はウポポイ閉園時間の30分前までです。
※ 18:00以降、伝統的コタンエリアへのお立ち入りはできません。

閉園日
:月曜日および12月29日~1月3日、2月20日~2月29日

※月曜が祝日または休日の場合は翌日以降の平日に閉園
※但し5月1日、7月10日、8月14日、9月19日、2月5日は開園

入場料:大人 1,200円/高校生 600円/中学生以下 無料
※団体料金等あり
※有料の体験プログラムや博物館の特別展の料金は含みません。

駐車場:有料駐車場あり(乗用車1回500円)
※第1・第2・臨時駐車場へ入場できる時間は8:00~閉園時間の1時間前までです。

公式HP
ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK – ウポポイ(民族共生象徴空間)公式サイト。日本の北海道にあるアイヌをテーマとしたナショナルセンター。利用案内・プログラム、イベント案内等。


ウポポイの場所▼

ウポポイの見どころ&楽しみ方のコツ

というわけで、北海道白老町・ウポポイに初めてやってきましたー!

2023年8月20日に訪れた時の様子をもとに、ウポポイの見どころや楽しみ方のコツを写真付きでお伝えしていきます(^^)/

ウポポイの見どころについて

まずはザックリとウポポイの見どころについてご紹介します!

現地の様子やパンフレットをもとにすると、ウポポイには下記7つの大まかな見どころがあります▼

①エントランス棟(無料ゾーン)

アイヌ文様のグッズやウポポイ限定のグッズ、アイヌ料理を食べられるカフェやレストランなどがあります。

②慰霊施設

ポロト湖東側の太平洋をのぞむ高台にあり、アイヌ民族の遺骨などを納めるための施設。

そのほか、慰霊行事を行うための施設や慰霊施設を象徴するモニュメントが設置されています。

公開時間
4月1日~9月30日:9時00分-17時00分/10月1日~3月31日:9時00分-16時00分
③国立アイヌ民族博物館(有料ゾーン)

アイヌ民族の歴史や文化など、6つのテーマに沿って展示されています。

2階が展示スペース、1階には全道各地のアイヌ民工芸品などを販売しているミュージアムショップがあります。

④体験学習館(有料ゾーン)

アイヌ料理の調理体験や、アイヌの伝統的な楽器であるムックリの演奏・制作体験などができます。

⑤体験交流ホール(有料ゾーン)

ムックリ・トンコリなどの演奏や、古式舞踊などの伝統芸能の上演を観賞することができます。

⑥工房(有料ゾーン)

木彫や刺繍の制作を見学できるほか、実際に木彫や制作体験をすることができます。

⑦伝統的コタン(有料ゾーン)

伝統的な技法で復元されたチセ(家屋)を中心に、かつての集落(コタン)の暮らしぶりが紹介されています。

ウポポイの楽しみ方のコツ

続いては、ウポポイをより楽しむためのコツについて!

シナモンがウポポイを実際に訪れてみて感じたのは、想像以上に「体験」が多いこと(☆∀☆)

さきほどの見どころでもご紹介しましたが、工房での制作体験や古式舞踊の上演、ムックリ演奏など、ウポポイでは様々な「体験」が用意されています。

制作や上演などをはじめとする「体験」ものは常時行われているわけではなく、それぞれ上映時間や体験時間が決まっているので入園と共に各プログラムのタイムテーブルを把握しておくことが大切です!

体験したいことや観賞したいものを逃してしまわないように、あらかじめ見学の順番や時間配分を考えて効率的に巡るのが、ウポポイをより楽しむ為のコツですよ(^_-)☆

おわりに

アイヌの文化や歴史について体験を中心に楽しみながら知ることができる、ウポポイ(民族共生象徴空間)のご紹介はいかがだったでしょうか?

貴重な展示や資料、体験はもちろんのこと、ウポポイのオリジナルアイテムや、全道各地のアイヌ民工芸品が種類豊富に販売されているショップも見ごたえがあります(☆∀☆)

ウポポイを訪れて、ぜひアイヌの文化や歴史に触れて、たくさんの体験をしてみて下さいね♪

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あちこちに食べに行ったり見に行ったりするのが大好きなシナモンです!最近は写真を撮ることにもハマり中☆ 

 

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