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【北海道・えりも町】海へと続く廃トンネル!崩れ行く黄金道路の旧道へ


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どーも、廃墟探索や曰く付きのスポット巡り、心霊検証が大好きなアメ丸です。

今回はすぐ傍にまで行って見ることができる、黄金道路の廃トンネルについてご紹介します。

心霊スポットとしても有名な黄金道路にある廃トンネルということで、興味がある方が多いはず。

廃トンネルへの場所や行き方、現地の様子について詳しくご紹介していきます。

\黄金道路の紹介記事はこちらからどうぞ♪/

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黄金道路とは?

黄金道路は、北海道のえりも町庶野地区から広尾町を結ぶ全長28kmの道路です。

国道336号線にあたるこのルートは約33.5kmにわたり断崖絶壁が続き、切り立った岸壁沿いに道路が建設されています。

道路ができる前は四季を問わずに石が崩れ、冬には雪崩が多発するという危険な場所で、黄金道路の工事は昭和2年(1927)から始まりました。

トンネルと海岸の埋め立てや、崖を削るなどの難工事がつづき、完成までには7年もの時を費やし、昭和9年(1934年)にようやく日高と十勝を結ぶ海岸ルートが誕生しましました。

これまで長い間この区間は迂回路に頼らざるを得ませんでしたが、黄金道路の完成により、日高と十勝をスムーズに行き来することが可能になり、交通の便が格段に便利になりました。

ちなみに「黄金道路」という名前は通称で、竣工当時の名前は日勝海岸道路でした。

ですが、難工事続きということもあり、「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路」として現在の名称に至ります。

山々を貫くトンネルの数々など難工事続きであったため、崩落などで亡くなれてしまった方も多く、それゆえに現在でも一部では心霊スポットと噂されているというわけです。

黄金道路の場所▼

海へと続く廃トンネル!アクセス方法は?

全長28kmの黄金道路を走行していると、道路上の至るところで廃トンネルや旧道を見ることができます。

ですが、実際に徒歩で近づけるところは少ないうえに、トンネルも既に閉じられているところや大きく崩れているところが散見されます。

そんななかで今回ご紹介する廃トンネルは比較的に状態も良く、徒歩で容易に近づくこともでき、更にはトンネルを通過することもできます(自己責任ですが)

気になるこのトンネルの所在地は、黄金道路上にある現役のトンネル「フンコツトンネル」のすぐ横です。

フンコツトンネル前から旧道へと下りていける階段があり、そこから2,3分で廃トンネルへとアクセスすることができます。

現役のトンネルの横で眠る、役目を終えた廃トンネル。現在は一体どんな様子なのか、さっそく行ってみましょう。

黄金道路・フンコツトンネルの場所▼

崩れ行く旧道と廃トンネル!現地の様子

旧道を進んでいくと、すぐに廃トンネルの前に到着します。

あちらこちらが崩落している様子が伺えますが、トンネル自体はいまだに貫通していて、実際に通ることもできます。

トンネルの直前までは割としっかりとした舗装道ですが、トンネル内は岩がゴロゴロとむき出しになっていて、そのまま海へと続いています。

トンネルの壁や天井からも歴史が感じられ、老朽化が進んでいっている様子は寂しくもあり、どこか幻想的でもあります。

廃トンネルの向こうに広がる海原は、個人的には映えスポットとしてもおすすめ。

荒々しい絶壁や海を見ながら時代の移り変わりを感じられる貴重なスポットなので、黄金道路を通る際にはぜひ意識してみて下さいね。

おわりに

難工事続きの末に開通し、道民の交通アクセスを格段に便利にしてくれた黄金道路の廃トンネルのご紹介はいかがだったでしょうか?

現役の道路やトンネルの横にいくつもある廃トンネルや旧道の姿は感慨深く、そのビジュアル的にもすごく魅かれるものがあります。

黄金道路沿いの廃トンネルや旧道についてはまだまだ詳しく調べていきたいと思っているので、また新たなスポットを見つけた際にはレポしたいと思います。

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