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雨の日は映画でも!柳楽優弥と田中泯の主演『HOKUSAI』を鑑賞してきました♪


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梅雨の本番を感じさせる天気が続いていますね(*´▽`*)

アウトドア派の筆者は外を駆けまわりかくてウズウズしますが、今だからこそ楽しめることをしようと、久々に映画を観てきました(^^)

公開されてからずっと気になっていた『HOKUSAI』!今回はネタバレ的なものに気を付けながら、現在公開中の映画『HOKUSAI』についてご紹介していきます♪

 映画『HOKUSAI』について

今回ご紹介する映画は、このブログでも度々登場している浮世絵師・葛飾北斎の生涯を映画いたもの!

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江戸東京博物館で開催された「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」の展示資料より

若き日の北斎を柳楽優弥、老年の北斎を田中泯が演じています(*´▽`*)

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また北斎の才能を見いだした希代の版元・蔦屋重三郎を阿部寛が演じているほか、人気戯作者・柳亭種彦役を永山瑛太、歌麿役を玉木宏が演じていて、豪華俳優が勢ぞろいの映画です(☆∀☆)

現代の日本はもちろんのこと、海外でも知られている葛飾北斎!その知られざる生涯を、迫力の映像と音楽で描かれています(*^-^*)

詳しいストーリー紹介や解説は公式サイト、もしくは映画.comのHPをご覧ください▼

hokusai2020.com

eiga.com

『HOKUSAI』を観に錦糸町へ

土砂降りのなか、錦糸町のTOHOシネマズ (楽天地・オリナス)へ行ってきました!

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雨が強ければ強いほど、なんだか映画館で映画を観るという過ごし方が有意義に感じられ、ワクワク(*´▽`*)

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ちなみに、錦糸町の駅近くにはJR錦糸町駅の南口側と錦糸公園前のオリナス内の2つの映画館があって、『HOKUSAI』が上映されているのは駅南口近くの映画館です。

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TOHOシネマズ錦糸町 (楽天地・オリナス)

一階でチケットを購入して、エレベーターで6階へ♪

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ジュースのみを購入して、いよいよ映画スタートです(☆∀☆)

『HOKUSAI』を鑑賞してみて

8時45分スタートの11時20分終わり、しっかりと観てきましたー(*´▽`*)

筆者は映画をたくさん観る方ではありませんし、評論などもできないので、本当にただの感想のみを記したいと思います(^^)/

①有名な浮世絵や絵師がたくさん登場!

かねてからお伝えしていますが、こちらも詳しくありませんが筆者は浮世絵が大好き

特にここ最近は北斎の企画展に連続で足を運んでいたこともあり、登場する浮世絵作品の数々には逐一テンションが上がりました(≧▽≦)

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映画にも登場する北斎の作品(江戸東京博物館で開催された「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」の展示資料より)

北斎と同じ時代を過ごした、喜多川歌麿東洲斎写楽などの有名な絵師も登場し、歴史や浮世絵好きの方には、やはりたまらない作品かと思います♪

②気迫ある「目」の見せ方

映画内で「目」に焦点をあてたカットが何回も登場するのですが、それぞれの絵師や戯作者の作品にかける想いや我をも忘れて創作に没頭する姿が印象的でした!

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すみだ北斎美術館に展示されている「北斎のアトリエ」より

現代でもそうかと思いますが、作品がうみだされる時の凄まじさや魂を削るようにしてうまれる名作に心が震えるものがありました(^^)

③田中泯さんの表情がヤバい

田中泯さんの演技、とくに表情がヤバいほど素晴らしかったです!さすがです!

特に描きたい情景が思い浮かんだ時の嬉々とした表情、たまりません(≧▽≦)

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映画内で江戸の町を強風が吹き抜けるシーンがあるのですが、その時に北斎がインスピレーションを受けて描いたのは上記の作品ではないかと思います。その時の北斎(田中泯さん)の表情がとにかく良かった!!

絵でもそう、写真でもそうかと思いますが、「コレだ!」というものに出会ったとき、自身では判りませんがきっと、ああいう表情をしているのだろうなぁと思いました♡

④やはり「なんのために絵を描く?」という問いかけ

単純なようで答えは様々で、でも絵師たちに共通していたものや版元の蔦屋重三郎(阿部寛)が求めていたのは、「その人にしか描けないその人の絵」というものだったように感じます。

プロの絵師にもなると、見たものを見たままに描けるのが最低線レベルのようで、そこからどうやって自身が感じ取ったものを表現するかといったような印象でした!

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当時、こんな構図で絵を描けたのは北斎だけ!(江戸東京博物館で開催された「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」の展示資料より)

筆者は芸術家でも写真家でもありませんが、仕事柄、写真を撮ることが多く、実は似たようなことをいつも思っていました。

インスタの、特にポートレートなどを拝見していると、皆さん写真が上手で、見ても感動するのに、なぜか心を震わせない。同じような作品に感じられて、撮ってる人まで同じ人なのではないかというほど似たような作風。この映画でいうなら、きっと化ける前の絵がうまいだけの若き北斎

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一目見ると目に焼き付くような老年期の北斎の作品(江戸東京博物館で開催された「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」の展示資料より)

そんな自身の感覚と、蔦屋重三郎(阿部寛)が青年期の北斎(柳楽優弥)に求めたものが似ていて、より感情移入して映画を観れました♪

最後に

と、色々と感想を書きましたが、いざ振り返ってみると思うことがたくさんある作品で、まだまだ書きたいことがいっぱい出てきてしまったので、このくらいで止めておくことにしました(≧▽≦)笑

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浮世絵や北斎はもちろんのこと、江戸の文化や暮らしも観られるだろうと思い、映画館に足を運んだのですが、そういったものはもちろんのこと、やはりストーリーや問いかけ、伝えたい熱い想いなども描かれていて、とっても楽しかったです!

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江戸東京博物館の「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」より

梅雨本番の雨、なかなかお外を駆け回れませんが、こういう機会にぜひ映画などを楽しんでみてはいかがでしょう(^^)?

\この記事で『HOKUSAI』の紹介に用いた作品や企画展に関する記事はコチラから▼/

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