こんにちは、Sa-Riです!今年も夏の北海道遠征にやってきましたー!
今回の北海道での登山1発目は、3年連続3回目の日本百名山・雌阿寒岳へ♡
この記事では、2023年の雌阿寒岳の噴火警戒レベルやヒグマ情報、登山道の様子についてお伝えしていきます(^^)/
\過去の雌阿寒岳の登山記事はこちらからどうぞ♪/
雌阿寒岳って、どんな山?
雌阿寒岳は阿寒湖の南西に位置する噴火警戒レベル1の活火山で、阿寒山群の主峰です。
約2万年前から何度も噴火を繰り返し、10の山が複雑な山体を形成した複式火山で、山頂のポンマチネシリは標高1,499m。
雌阿寒岳の登山コースは全部で3つあり、雌阿寒温泉コース・オンネトーコース・阿寒湖畔コースです。
それぞれ歩行距離や所要時間、標高差などが異なっているので、自身のお好みのコースを選択することができます。
歩行距離:片道約3.3km/標高差:792m/所要時間:[登り]2時間30分[下り]1時間40分
◆オンネトーコース◆
歩行距離:片道約4.4km/標高差:857m/所要時間:[登り]2時間50分[下り]2時間
◆阿寒湖畔コース◆
歩行距離:片道約6.3km/標高差:729m/所要時間:[登り]3時間30分[下り]2時間35分
登山道中では、北海道三大秘湖の1つであるオンネトーを一望できたり、直径約1.1kmの火口を見られたりと、とにかく絶景続き!
登山初心者でも比較的チャレンジしやすい山とされているので、準備を万全にしてアタックしてみて下さいね♪
雌阿寒岳の場所▼
2023年の雌阿寒岳はどんな様子?
では、さっそく2023年の雌阿寒岳の様子についてご紹介していきます!
今回は主に①噴火警戒レベル・②ヒグマ目撃情報・③登山道の様子について、実際に登った2023年8月12日現在の様子をもとにお伝えしていきます(^^)/
①噴火警戒レベル1とは?
冒頭でもご紹介しましたが、雌阿寒岳は噴火警戒レベル1の活火山です。
噴火警戒レベルとは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、レベル1~5の5段階に区分したものです。
各レベルの防災行動をザックリとご紹介すると、下記の通りです▼
レベル4は・・・「高齢者等避難」
レベル3は・・・「入山規制」
レベル2は・・・「火口周辺規制」
レベル1は・・・「活火山であることに留意」
この警戒レベルは登山者はもちろんのこと、火山の周辺住民や観光客など、対象となる山の周辺の人が対象となります。
現在の雌阿寒岳は噴火警戒レベル1ですが、2023年6月29日には火山性地震が一時的に増加し、5年ぶりとなる多さにまでのぼりました。
これによるポンマチネシリ火口の噴気の状況や地殻変動の状況に特段の変化はなく、火山性地震も徐々に減少していきましたが、今後も火山活動の推移には注意が必要です!
火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性もあるので、登山をされる際には事前の情報確認や、火口内や近傍での火山ガスや火山噴出に十分気を付けて楽しんで下さいね♪
②ヒグマ目撃情報は?
北海道の山を登る際に、特に気を付けたいポイントの一つがヒグマの出没情報について。
年々ヒグマの目撃情報が増えている北海道ですが、雌阿寒岳があるオンネトー周辺も例外ではありません!雌阿寒岳の登山口では、2023年5月15日にオンネトー近くでクマの目撃情報があったとのことで、注意が呼びかけられていました。
ヒグマと会わないための基本的な対策はもちろんのこと、出会ってしまった際の対処もいくつか心得たうえでの登山が望ましいです!
\2023年の北海道のヒグマに関する記事はこちらからどうぞ/
③登山道の様子は?
最後は登山道の様子について。
2021年から3年連続で「雌阿寒温泉コース」に登っていますが、2023年の登山道はこれまでと特に変わった様子はありませんでした!
大きな崩落や新たに通行止めや迂回になっている場所もなく、1合目から山頂までこれまでと同様に登れました(*´▽`*)
とはいえ相手は自然なので、常に落石や活火山であることを留意し、事前準備をしっかりとして万全の装備でチャレンジしてみて下さいね♪
おわりに
噴火警戒レベルやヒグマ目撃情報など、2023年の雌阿寒岳のご紹介はいかがだったでしょうか?
登山を楽しむうえで事前の情報収集や準備はとても大切なので、しっかりと整えたうえで、安全で楽しい山登りを満喫して下さいね!
雌阿寒岳は登山初心者でも比較的チャレンジしやすく、大迫力のポンマチネシリ火口や北海道らしい広大な景色を望めるので、ぜひ一度登ってみて下さいね(^^)/
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